京都市東山区のお宅に伺い急なトイレつまりを改善

京都市東山区は市西部の山際に位置しており、清水寺や八坂神社等の有名社寺が目白押しとなっています。また雅な祇園の歓楽街も区内にある等、年間を通じて国内外から観光客が押し寄せています。
寒さが身に染む12月下旬、年の瀬を実感しつつ担当エリアを巡回していたところ、突然受付より案件の依頼を受け取りました。区の南部に住むお客様は急なトイレつまりに困惑されている模様。急ぎ営業車を飛ばし古い木造平屋住宅に駆け付けると、「トイレが1箇所しか無いのですぐ直してほしい」と出てきたお客様に急ぎ案内されました。
廊下の突き当たりに位置するトイレは和式便器の半ばまで水位が上がり、排水が溜まったまま。とは言え汚水と言える程濁っておらず、事情を伺うと「大掃除の際、不要な紙が大量に出たので面倒臭くなってトイレに流したところ、突然つまってしまった。ウェットペーパーだから水に溶けるだろう・・・と油断したのが失敗だった」との事。ほぼ全て紙で構成されており、本来ならローポンプ投入により短時間で解決可能でしたが、お客様のトイレはかなり古く、若干漏れ等の症状も見られる事から、大事を取りワイヤークリーナーでの破砕・貫通を目指す事になりました。
ワイヤークリーナーなら配管や便器の内壁に必要以上の圧力を掛ける事も無く、傷付けず安全につまりを除去出来ます。便器の排水口から挿入し、抵抗感のある箇所から力を入れて押入れ、ストロークさせつつ異物を破砕していきます。今回は範囲が比較的狭かった事もあり、15分程で全て破砕する事に成功。最初は少しずつ抜け始めていた水も最後には勢いを増し、水位もすっかり元通りになりました。お客様によると臭いも若干気になるという事でしたので、最後に業務用洗浄剤を投入し消臭・殺菌も実施。排水が復活し綺麗になった便器を見て、最初は焦り気味だったお客様もようやく安堵の溜め息をつかれていました。
掃除の際不溶性のペーパーを流しトイレをつまらせてしまうトラブルが最近頻発しています。パッケージをよく見て水溶性である事を確認してから流す様お願い致します。