伏見区のお宅より、「浴室が詰まってこまっている。お風呂ではなく洗い場の方です」とのお電話をいただきました。
伏見稲荷や日本酒で有名な伏見区は京都市でも南の方にある区。南区のさらに南東側にあります。
歴史的にも色々と重要な場所が多く、観光客にも人気の町です。
伏見区も広いのですが、京阪電車と近鉄電車が近くを走るエリアの住宅街の一角からのご依頼です。工具などを車へ積んで出発します。
伏見区の住宅や商店などが混在する中にご依頼者様の戸建て3階建お宅はありました。
来訪を告げ、状況をお聞きします。よくよくお聞きすると、こちらの3階建のお宅ではなくお隣にある古い町屋のお風呂が詰まっているとのこと。奥様のご両親がお住まいなっており、今は問題はないが寒い冬場には大変になるので依頼したとのこと。
さっそく案内していただきお風呂ばを拝見します。古いタイプの浴室ですが掃除も行き届いており清潔なお風呂場です。ただ、今後のことを考えるとバリアフリーの浴室にした方がよいのか考え中とのこと。今回はつまりの修繕ですので、そちらの修理を行います。
お話によると、浴槽の排水は問題がないとのこと。洗い場が流れないということは、浴槽と洗い場が別の排水管になっているのでしょうか。
洗い場の排水口を確認します。こちらの排水口は目皿などがなく壁面に大きめの穴があり、そこから外の排水管へ水が落ち込んでいく行く構造。その排水管は裏路地にある排水桝でお風呂場、洗面、洗濯、流し台、トイレの排水をまとめて流れる構造になっています。
浴槽へ流した排水はきれに流れてきますが、洗い場からの排水は少ししか流れてきません。これは、配管に何かつまっていると考えられます。
お風呂場へ戻って、排水口へスコープを入れてみます。中の排水管の入り口の部分の白い固形物が引っかかっています。これが原因のようです。
この固形物を取り除いてみます。排水口から10センチ程度でしょうか、手は入りませんので、ワイヤーの先に爪の付いている道具で固形物をつかみ取り出します。
固形物は小さくなった石鹸で、誤って流してしまったようです。
石鹸を取り除いたあとはきれいに水は流れれます。つまりは無事に解消しました。
ご依頼者様とそのお母さんに詰まっていたものを見せて説明。排水口へ固形物を流さないように注意してほしいむねお伝えし。簡単なネットを作って排水口の手前に設置しておきました。
これで作業は完了。お宅をあとにしました。
施工日 | 2024年04月11日 |
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エリア/担当店舗 | 京都市伏見区 |
症状 | お風呂つまり |
お見積もり料金 | 12,000円 |
施工料金 | 12,000円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 15年 |