熊本県八代市のお宅にて洗面のつまりの修理
日曜日の朝早い時間帯に、洗面台が詰まってしまったので見に来てほしいというお電話がありました。
かなりのご高齢と思われる男性で、イライラしているご様子です。ご住所を伺うと、熊本県八代市の少し外れの方で、宮崎県寄りになります。なるべく早目にお伺いすると約束し、すぐに向かいました。
お客様のご自宅は古い木造住宅でしたが、手入れは行き届いている感じです。チャイムを鳴らすと、玄関にお出になったのは、男性ではなく、ご高齢の女性でした。どうやら奥様のようです。年寄りは朝が早くて、すみませんね、とにこやかに出迎えて頂きました。
奥様のお話では、昨夜までは何事もなく洗面台が使えていたのに、今朝急に水が溜まるようになったとのこと。パイプクリーナーを流してみたけれど、全く効果がなかった様です。
洗面台の前では、電話を架けてこられたご主人が、歯ブラシを使って排水口の掃除をしておられました。
私の姿を見ても、まだ不機嫌なご様子で、どうにもならん!とブツブツ言っておられます。奥様の方は、トイレが詰まったら大ごとだけど、洗面つまりなんだからそんなにイライラしなくても、と落ち着いておられます。
点検させていただくと、排水管が詰まっているのが原因で、トラップ部分に小さなイヤリングが引っかかり、ゴミや髪がからまっていたことがわかりました。イヤリングをお見せすると、奥様は少し驚いて、すぐに笑い出しました。中学生のお孫さんが付けていたものだということです。お孫さんの話になると、不機嫌だったご主人の様子が変わっていくのが感じられ、微笑ましく思いました。
洗面台や流し台などの詰まりは、少しずつゴミが溜まることである日突然水が流れなくなってしまうこと等を説明し、修理は無事完了しました。
料金を告げると、予想より安かったようで、日曜日の朝に来ていただいたのに、これだけでよろしいんですか、と奥様から念を押されました。
何かあったらまたあんたのとこに頼むよ、とご主人が仰ってくださり、嬉しく思いました。
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