熊本市北区のお宅に伺い洗面つまりを解決

熊本市北区は鹿児島本線沿いに田園地帯や住宅街が広がる長閑なエリアです。スイカやメロン等の果物生産が盛んな一方、一部は熊本中心部のベッドタウンとしても機能しています。
初夏の風が心地良い5月下旬某日、夕刻迫る時間帯にトラブル解決の依頼が飛び込んできました。お客様によると「洗面台の掃除中に棚にある小さな異物を落としてしまい、排水管にすっぽり嵌り込んでしまった。自力で取り出せずつまり症状も出ている為、急いで直して欲しい・・・」との事。電話越しに確認して貰ったところ、トラップ部分に洗浄用の窓が無いタイプの様でしたので、アドバイスだけでは解決は不可能と判断、急ぎ現場へと向かいました。
20分強で到着したお宅は築30年程の2階建て住宅。2階にある洗面所に入ると、洗面台の排水口周辺にはまだ水が溜まっており、異物のサイズが配管の内径にかなり近い事を窺わせます。掃除中落としてしまったのはどうやら大きな化粧品の蓋らしく、排水口からマジックハンドを挿入しても取り出しは難しいと判断。結局配管を取り外し異物にアプローチする事となりました。
洗面台直下のトラップ配管は洗浄窓の無い金属製のタイプ。慎重にナットを緩めて該当部位を取り外し中を覗くと、ようやく異物の頭が見えました。配管を軽く振って緩めつつマジックハンドを入れ、ようやく取り出したのはラウンド状の蓋。まさに内径ピッタリというサイズでかなり手こずりましたが、無事スムーズな排水を復活させる事が出来ました。点検の結果、漏れや劣化を始め他の不具合も無く、取り付け後すぐに作業完了の報告が出来ました。
お客様も結果に喜びお礼を言うと共に「掃除中つい油断してしまい、乱雑になっていた棚を片付ける事を忘れてしまっていた。今後はヘアキャッチャーを外さず、事前にしっかり周辺も片付けてから臨みたい」と大変反省した様子。今回の様に洗面台の型が古いと異物取り出しに苦労するケースが多いので、特に気を付けなければなりません。