熊本県熊本市で洗面所のつまりに困ったら
生活水道センターの熊本市担当社員です。 熊本市のグルメといえば、馬肉料理が有名ですね。 馬刺しや煮込み、握り寿司や、焼き鳥ならぬ焼き馬など、調理方法もいろいろ。 秋が深まるこれからの季節は、温かい鍋もいいかもしれません。 さて、今回は熊本市内のお客様より、 「洗面所の水がなかなか流れていかない」 というSOSを頂戴しました。 そこで、御自宅にお伺いし、洗面台の状態を確認しました。 まず、水道蛇口から少量の水を出して様子をみます。 通常でしたら、流されたものは排水口へ吸い込まれるようにして流れていくはず。 しかし、こちらの洗面台は、最初こそ順調だったものの、すぐに水の勢いがとまり、やがてシンク全体に水がたまってしまいました。 そこで、排水溝付近の様子をじっくり観察してみると、排水溝のところにかなり大量の動物の毛が詰まっており、配管の奥までそれが続いていました。 そのため、排水溝の流れが悪くなり、詰まってしまったものと思われます。 実は、こちらのお宅では小さなかわいらしいワンちゃんが3匹おられるそうで、私が訪問したときには、知らない人間を警戒してか、遠巻きにこちらを眺めている感じでした。 ただ、普段はかなり元気いっぱいだそうで、依頼主さまもわが子のようにかわいがっておられる様子がうかがえました。 そのワンちゃんたちを洗面台で洗っているそうです。 人間もそうですが、動物たちは冬を迎えると毛が変え変わるので、大量に毛がぬけることがあります。 詰まりの原因となっているのは、その毛であることが分かったのです。 そこで、まず目に見える範囲で毛やその他のゴミを取り除きます。 通常ですと、薬品などをつかった方法もあるんですが、今回、つまりの原因が犬の毛であることがはっきりしているので、毛を物理的に取り除くことに全集中しました。 ここで登場したのが「ワイヤーブラシ」。 文字通りワイヤーの先にブラシがついている道具で、これで配管の奥の犬の毛を取り除いていきます。 まず、排水管の入口部分からワイヤーブラシを押し込みます。 途中で何度か角度を変えながら、すこしずつ中へ入れていくんです。 そして、これ以上押し込めないところまでいったら、次にハンドルを回します。 これによって先端のブラシがぐるぐるまわって、周囲のゴミをそぎ落としていくというわけです。 この作業を何回か繰り返すと、あたりは取り出された犬の毛でいっぱいになりました。 ひととおり作業をおこない、配管のとおりもよくなったようなので、ここに真空ポンプクリーナーでさらに汚れを吸い出します。 しあげに配管全体を美しくするため、パイプクリーナーをつかい清掃を行いました。 その結果、配管全体がきれいになり、汚水もすっと流れていくようになりました。 ご依頼主さまからは、 「洗面所は、毎日家族やワンちゃんたちが使うものなので、さっと直してくださり、とてと助かりました。 今後は、ネットのようなものを設置し、犬の毛などが流れていかないように工夫しようと思います。 」 というお言葉をいただきました。 そんな排水口用のゴミとりネットや、今回使用したワイヤーブラシは、ホームセンターなどでも手に入るんです。 熊本市内のホームセンターといえば、『DCMダイキ 本山店』なども人気がありますね。 洗面台つまりでお困りなら一度覗いたらどうでしょうか。
『DCMダイキ 本山店』
住所:〒860-0822 熊本県熊本市中央区本山町143番1号
電話番号:096-371-3333
営業時間:8:00~20:00
アクセス:(市営バス)交通センターより八代・松橋行きにて世安バス停下車、歩いて5分。