洗い場や浴槽の排水口が詰まると当然入浴できなくなります
近くにスーパー銭湯やお風呂屋さんがないと代用ができず、家族みんなで困ってしまうこともあります。今回は横浜市鶴見区でお風呂の詰まりを、修理したときの様子を紹介させていただきます。
仕事でよく行くことの多い鶴見区。あまり知られていないようですが、鶴見区のゆるキャラはワニの姿のワッくん。横浜市100周年を記念して作られた、鶴見区のマスコットキャラだそうです。たまに区役所に出没することもあるようです。私も1度お目にかかったことがありますが、ビロードのような毛並みがツヤツヤしていて、とてもカッコいいワニの男の子でした。
今回は東寺尾のお客さまのもとへ、お風呂の詰まりでお邪魔させてもらいました。ユニットバスの栓を何度も抜いても、残り湯が排水溝に流れていかないそうです。
水はけが悪くなったのは、1週間くらい前から。そのうち直るだろうと放置しておいたら、さらにつまりが悪化してしまったそうです。さっそくご依頼主の方が住むマンションに駆け付けました。
お客さまは20代後半・男性の方。6階建てのマンションの最上階にお住まいです。IT系のベンチャー企業の社長さんだそうで、入り口や廊下には素人の私でも値打ちがあると分別がつく美しい絵画や壺が飾られていました。
やや緊張しながら、奥のバスルームに向かいます。特注で取り寄せたというバスルームは大理石調のデザイン。まるで高級ホテルのような、豪華な造りのお風呂でした。栓をぬくボタンを押しても、一向に浴槽の水が流れないとのこと。たしかに栓をぬいても、残り湯が流れていきません。一度ポンプで内側の水を出し排水口の中を見ることにしました。
排水口を特殊な工具でこじ開けて、内側の汚れを取り除いていきます。浴槽下の下水を見てみると、入浴剤のカケラと思われる固形物が大量に詰まっていました。海外からお取り寄せした商品だそうですが、日本の水と相性が悪く一部が溶けずに、そのまま残ってしまったようです。
カケラを除去し、念のためパイプクリーナーで洗浄して仕上げました。「手早く直してくれて、助かりました」とご依頼主の方に感謝の言葉を頂きました。
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