ある朝起きて髪型を整えようと、洗面台に向かったら、あたり一面ビショ濡れだった…
会社に出かける前にこのようなトラブルが起こると、その日1日憂鬱な気分になってしまうものです。今回は横浜市鶴見区のお客さまの所で、洗面台の水漏れを直した時の日記を紹介します。
古くから工業の町として栄えてきた、横浜市鶴見区。鶴見駅から歩いて10分くらいの所には、曹洞宗の本山でもある総持寺があります。仕事が休みの日によくお参りさせていただくのですが、し~んとした佇まいが胸に染み入ります。こちらのお寺には、あの有名な石原裕次郎さんも眠っているそうです。
昔ながらのお宅やお寺が多い、鶴見区の街並み。古き伝統が根付いている街だなと、お仕事でお邪魔させていただくたびに実感します。
今回は横浜市鶴見区の、ハイツにお邪魔させてもらいました。4世帯が暮らしているこじんまりしたハイツ。2階の南側にお住いのお客さまが、洗面化粧台のトラブルでお悩みでした。訪れると50代くらいのお母さまと、30代前後の娘さんが暮らすご住居。お母さまの趣味はレース編みだそうで、室内には色とりどりの手編みの作品が飾られていました。
問題の洗所は、お風呂場のまえにありました。火曜日の朝に娘さんが身支度をしていたところ、キャビネットの扉から水が染み出ているのに気づいたそうです。お使いの洗面台は、TOTO製の洗面化粧台。検査してみると、蛇口に付いているシャワーのノズル部分から、水が漏れているようでした。扉の下を開けてみると、水漏れはだいぶ前から起こっていたようで、あちこちに黒カビの大集団。
カビが生えて真っ黒になっていた洗面台扉の床板を、さっそく新しい板に交換しました。水がたれてしまった時のことを考えて、板にカビ防止の薬剤をぬっておきます。真っ黒だった板が、真っ白に変わり見た目もクリーンに変身しました。
つづいて蛇口シャワー部分の修復をおこなっていきます。収縮するノズルの部分に亀裂が入っていたので、工具でとりはずし新しい水栓に交換させてもらいました。ハイツを管理する大屋さんの承諾をえて、スイッチひとつでお湯と水に切り替えができる最新型のタイプに交換させてもらいました。
「見違えるほど、キレイになりました。ありがとう」お客さまのねぎらいの言葉が、嬉しく心に染み入りました。
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