蛇口をひねったら、サビの混じった水が出てきた・そもそも水が流れない
水回りのアクシデントが発生すると、どこに相談してよいか迷うものです。今回は横浜市瀬谷区のお客さまの元で、洗面台の水漏れを直した時の体験談を紹介します。
仕事でよく訪れる機会の多い所です。横浜市の西側に位置しているせいか、空気がとても澄んでいる日には、遠く富士山を見渡すことができます。個人的には早朝に見える朝焼けの富士山よりも、夕暮れ時に見えるやや大人びた富士山の方が大好きです。お客さまのご自宅に向かう時に、富士山が見えると「今日もがんばろう」と前向きな気持ちになれます。背中を後押ししてくれる、壮大な山です。
2週間ほど前の話になりますが、橋戸のお客さまの所での修理の内容をお話しします。ご依頼主は、築15年になるメゾネットタイプのマンションにお住まいのお客さま。白とオレンジを混ぜた、イタリア風の外壁がとてもオシャレなご自宅でした。
お知り合いが海外出張でイギリスに行ってしまったので、その期間のみ留守番をかねて住まわれているとのこと。かれこれ4カ月ほど、男性お1人で住まわれているとのことでした。洗面台はらせん階段を上がった、ロフトの前に置かれていました。シングルスプレー混合栓と呼ばれる、マンションやアパートでよく見かけるタイプの水道栓があります。
レバーを押して水を流すと、ハンドルより下から水漏れが起こっていました。ジャージャーではなく、ポタポタ滴るような水が垂れています。屋外に出てマンションの止水栓ボックスのネジを止め、水の流れを一度止めさせてもらいました。
続いて、屋内に戻らせてもらい洗面台の修理。工具を使ってシングルスプレー混合栓の中を開けていきます。レバーハンドルの中央部分に、2ミリほどのネジがあり、ここを工具で開けていきます。中にはカートリッジがあるのですが、この下に弁座と呼ばれる小さなプラスチック製の部品があります。歯車のように2つの部品がかみあって、はじめて正常に機能するのですが、ひょんなことに弁座の片方の部品が壊れていました。新しい弁座に交換。化粧ナットをしめて、洗面蛇口を設置しなおしました。思ったよりも手こずることなく、無事に修理でき気分も爽快になりました。
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