お客様から台所の水漏れ修理の依頼をいただきました
場所は横浜市栄区で、現場に向かう途中には公園や緑がたくさん目に入り、のんびりとした空気が漂っていました。ご自宅は自然豊かな閑静な住宅地にあり、現在住まわれているご自宅は25年前に建てられたということでした。以前は家族4人で住まわれていたそうですが、現在お子さんは独立されて、今はご夫婦二人暮らしということです。ファミリー向けの一軒家で外見も綺麗でしたが、最近色々な場所にガタがきているということでした。システムキッチンのIHやお風呂場の給湯口等も最近になって故障してしまい、新しいものに買い替えたとおっしゃっていました。問題の台所を見せていただくと、水漏れは見受けられませんでした。しかし、実際に水を使用すると蛇口下部付近からの水漏れが見受けられました。一時的に水を使用するだけならそこまで問題はないそうなのですが、お皿洗い等、水を出しっぱなしにする時間が長いと、少量の水漏れだが気になるということでした。
付いていたのは壁付のこれまでに見たことがない混合水栓で、レバーを下げるとスパウトの根元部分からチョロチョロ水が漏れ出しました。
スパウトからの水漏れで考えられる主な原因は4つです。ナットの緩み、パッキンの不具合、スパウト自体の破損、その他後付けの浄水器を取り付けた場合などです。
まずナットから確認しましたが、しっかり締め付けてあり大丈夫のようです。次にパッキンですが、これはかなり劣化していましたので交換してみましたが、まだ漏れが確認されたため、スパウト自体が原因ではないかと考えました。確認すると、どうも形が最初からうまくかみ合っていないようでした。スパウトを新品に取り換えると大丈夫だと思いましたが、知らないメーカーでしたので不安がありましたが、試しにTOTO製の物で長さが合うものがあったので付けてみたら、無事水漏れは止まりました。ほんとうは、蛇口本体ごと交換したほうが安心でしたが、一番安く済む方法でとの事でしたので、今回はスパウトのみの交換となりました。
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