何の兆候もないのに、突然トイレが詰まってしまった
ラバーカップを何度押しても、満水になった水が減っていかない…。自力でどうにもならないと分かると、地獄に突き落とされたように悲しくなってしまうものです。今回は横浜市緑区でトイレの詰まりを修理した時の様子をお伝えします。
◇田んぼや畑が広がるのどかな町
いい意味で昔ながらの自然が残っているのが、横浜市緑区です。仕事で緑区内を走っていると、田んぼや畑などの田園風景を見かけることがあります。この辺りは地産地消をテーマにしているようで、地元でとれた野菜を使ったレシピを提案しているお店が多いようです。
先日休憩時間に入ったイタリアンのお店では、中山野菜を使ったバーニャカウダを出してくれました。町全体がほのぼのとした雰囲気に包まれていて、個人的にとても好きな街です。
本日の午前中、寺山町の一軒家にトイレ詰まりの修理に行ってきました。ツーバイフォー構造のお住まいです。30代のご夫婦が出迎えてくれました。5年ほど前に、新築で購入されたピカピカのお宅だそうです。ポストの前の芝生が、色鮮やかでツヤツヤしていました。
お手洗いは2カ所あり、詰まってしまったのは2階の寝室の隣にあるトイレだそうです。幼稚園のお子さんが水を流したところ、またたく間に便器内が満杯になってしまったそうです。便器の中をのぞくと、たしかに水があふれている状態。心なしか、鼻をつくアンモニア臭も漂っています。
ガンコなトイレ詰まりによく効いてくれるのが、ピーピースルーという薬剤です。ピーピースルーには幾つか種類があり、トイレで用いるのがピーピースルーのKバージョンです。こちらはかなりの劇薬として知られている薬剤で、一般の方にはあまりお勧めできない代物です。窓を開けさせてもらい、灯油用のポンプで水を除去したあと、換気をおこなった上で薬剤を塗布しました。薬剤が染み渡ったところで、バケツの水を流したところ、キュルキュルという音とともに水が流れていきました。つまりは解消したようです。下水内がキレイになったせいか、下水の嫌なニオイも無くなりました。
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