横浜市緑区にお住いのお客様から「お風呂の洗い場の水はけが悪く、掃除をしても流れていかない」というご相談がありました
お宅は緑区青葉台の公園に近い場所にあるマンションで緑豊かな住宅地です。タイル張りのまだ築浅なマンションに見えましたが築17年経っていて、お風呂のリフォームはされていないということです。ご家族は夫婦と中学生と小学生のお子様の4人暮らしだということでした。
お風呂を拝見すると18年使用している割には状況が良く、日ごろから丁寧にお掃除されていることがわかります。しかし依頼理由の通り、洗い場の水がたまったまま、蓋が浮き上がった状態になってしまい、完全に詰まっている様子でした。詳しくお話を伺うと、2～3か月前から排水の悪さは感じていて、クリーナーを使っていましたがあまり効果が感じられず、とうとう完全に詰まってしまったようだ…ということです。目視できる範囲は掃除がされていあり、一見詰まっているようには見えません。ワイヤーで見えない部分に詰まりがないか確認してみましたが、例えばシャンプーのキャップなど固形物があるような感触もしなかったので、原因は奥深くに入り込んだヘドロの汚れだと推測されます。その場合は吸引ポンプで圧力をかけてヘドロを取り出します。これはトイレの詰まりで使用するすっぽんと同じ原理ですが、業務用ポンプは容量が大きく強力です。
このローポンプスーパーを使用して徐々に手前にヘドロを吸い出します。吸引を繰り返し引きだされたヘドロは髪の毛と皮脂などが混ざり合った物が固まっていました。
ヘドロを引き出せたときに感覚でわかるくらいの量がありましたが、その量の割には排水管内の汚れは少ないケースでした。ただ全てが吸引できたわけではないので、ヘドロが取り除かれたところで、薬剤をを流し込みます。その後、シャワーの水は問題なく流れるようになりお風呂の詰まりのトラブルは解消しました。
このように日ごろから綺麗にお風呂の排水溝掃除をされてはいても、どうしても経年で排水管の奥深くに溜まってしまう汚れで詰まりが発生してしまうことはあります。今回のケースでは1時間足らずの作業で吸引ポンプで解決でき、お客様に喜んでいただけて良かったです。
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