急に台所の流しが詰まってしまうと、何が原因なのか分からなくなり困ってしまうものです
今回は横浜市泉区で台所の詰まりを直したときの様子を、紹介させていただきます。
昔ながらの、のどかな風景が残っているのも横浜市泉区です。区内を走っていると、畑や田んぼを見かけることがあります。とても気持ちのよいロケーションです。
畑のそばにはいちご専用のビニールハウスがあり、春が近くなるといちご狩りがあちこちで始まります。食べ放題で甘酸っぱいいちごが食べられるとあり、子ども会のイベントで訪れるお子さんも多いようです。
本日は和泉が丘のお客さまの所へ、台所詰まりを直しに行ってきました。ご自宅でクラフト工房の、ワークショップを開いているお客さまです。お邪魔したときには、お宅の中に5人ほどのレッスン生の方がいらっしゃいました。本日のテーマは扇子づくりだそうです。
明るい雰囲気の先生に促されて、奥のキッチンへ。リビングの奥に台所があり、黒光りしたシステムキッチンが置いてありました。今朝から台所の流しの調子がおかしいそうです。お湯や重曹を流してみても、うんともすんともいかなかったとのことでした。
さっそく台所の排水を見させてもらいました。レバーを押しても、水が排水口に流れていかない状況です。菊われブタを取り外したら中の構造を再度確認。よく点検したところ、シンク下の排水ホースに異物が詰まっているのが分かりました。水をぬき、固形物を取り除く作業をおこなっていきます。
手袋をはめてホースの中に手を突っ込んでみたところ、油のカタマリが出現してきました。油は冷えて固まると、岩のように硬くなる性質があります。おそらく天ぷら用の油を、何回も流しにそのまま流してしまったのが今回のつまりの原因。固くなった油の塊を取り除き、ホースの内側を丁寧に洗っていきました。最後に油に強い洗剤で中をもう一度洗浄して作業は終わりです。
もう一度もとのように接続して、台所の蛇口をひねってみます。今度は問題なく水が詰まらずに流れていきました。「面倒くさがりな方で…。きちんと油の処理をしないといけませんね」とクラフト工房の先生。天ぷら後の油は、固める処理剤を使って燃えるゴミとして処理するのがおすすめです。またお困りの問題が起こりましたら、お気軽にご相談ください。
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