洗面の詰まりと悪臭にお悩みのお客様からのご相談に対応しました
生活に欠かすことができない水まわりの不調は、様子がおかしいと感じてから徐々に悪化してくるものが多いため、普段から使い勝手について注意深く観察しておくことが大切になります。
この度、相模原市緑区郊外にお住まいになっているお客様から、洗面つまりが発生したとお電話を頂戴しました。1か月ほど前から水を流している最中にゴポゴポと異音がしていたこと、以前は感じなかった悪臭が洗面所に漂っていて、消臭しながら使用しているというお話しです。ご自宅は築30年ほどが経っている一軒家で水まわりはリフォーム済み、洗面設備は新品を導入して3年ほど使い続けていたところで発生した不具合だということでした。
落ち着いた住宅街にある和風の一軒家の前でお待ちいただいていたお客様に案内され、1階玄関を入ってすぐ脇にある洗面所を拝見。コンパクトながら収納の多い綺麗な洗面台は昨今人気のシャワーヘッド付きで、ご家族で朝シャンプーをすることも多いそうです。
実は、このタイプの洗面台の排水トラブルで近年増えているのが、髪の毛づまりになります。洗髪で抜ける髪の毛の量が意外に多い上、お風呂場の排水パイプと比較して細いものが利用される傾向にあること。パイプがまっすぐではなくS字状に曲がっていることから、カーブしている部分に汚れが溜まりやすいというのが理由です。こうした異物を流してしまわないように洗面ボウルにヘアキャッチャーが設置されていますが、使用頻度が多かったり掃除を怠っていると、あっという間にパイプ内に堆積していきます。
早速、止水栓を閉めて収納スペース内のパイプを分解してみると、予想通り内部に髪の毛とヘドロがへばりつき、S字トラップではヘアゴムやヘアピンを巻き込んで塊になっていました。臭いの原因もこのヘドロです。お客様にもご確認いただくと、いつの間にか見当たらなくなったもののようでした。こうしたものが流れてしまうことも、洗面つまりを引き起こしてしまいます。
ただ、今回は他につまりの原因が見当たらず、パイプを綺麗に清掃すれば元通り利用できるようになります。排水口からはワイヤーを使って汚れを落とし、お借りしたお庭のスペースでパイプを洗浄。再び接続後、仕上げにクリーナーを流して修理は完了です。スムーズに水が流れて悪臭が消えたことを確かめていただき、つまり予防のためのお掃除のアドバイスをさせていただくと大変喜ばれました。
いつでもお困りの際にはご連絡くだされば幸いです。可能な限りすぐに元通りに利用ができるように、水まわりのケアを行いますのでご安心ください。
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