鎌倉市のお客さま・風呂つまりの修理事例
どんなに丁寧に使用していても、長年の汚れが積もりやすくなるのがお風呂。見えない汚れは奥の方にたまり、漏水やつまりを引き起こしてしまいます。一度風呂つまりが発生すると、一般の方では修復するのがとても難しくなるため、問題が生まれたらスピーディに業者へ依頼することがおすすめです。
お伺いしたのは、鎌倉市のお客さま。4年前に引っ越した一軒家のバスルームの排水が、詰まってしまったそうです。汗ばむ時期で家族がシャワーを浴びられないととても困るので、できるだけ早めに直してほしいとのご依頼でした。
渋滞区間の134号線をよけながら、鎌倉市のご自宅に向かいます。玄関をあがり、洋室のお隣にあるバスルームにお邪魔しました。浴室の排水溝は二か所、湯舟の中と洗い場の奥にあります。今回水の流れが悪いのは、洗い場の排水口。さっそく銀色の鉄格子を外して、内部の調査をおこないました。
これらのタイプは様々ですが、こちらは四角いタイプのもの。奥さまの意向でわざわざイタリアから取り寄せた商品だそうです。日本製のものと違い、留め具やネジの形状がだいぶ変わっていました。髪の毛やぬめりを取るための業務用ジェルをかけ、しばらく放置。汚れが浮き上がってきたところで、内部のパイプをチェックします。先ほどまでよりはかなり改善されたのですが、どことなく感じる違和感から中に異物があると確信。柄の長いブラシを使い、パイプの奥に詰まったゴミを再度取り除いていきます。
何度かチャレンジしてみたところ、ブラシの先に引っかかるものを発見。引き上げてみると、お子さんの小さなオモチャ、カミソリなどが出てきました。ワイドな排水口を使用していると、隙間から物が入りやすく異物の侵入を防げないことがあります。パイプの中を丁寧に洗浄してもう一度水を流すと、今度はドシャ―っと小気味よい音をたてて、下水道の方へ吸い込まれていきました。
異物が奥の方に詰まってしまうと、パイプそのものに亀裂が生じることもあります。異変に気づいたら、できるだけ早めにご相談いただければと思います。
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