パッキン交換と排水溝の洗浄、日々の掃除の大切さ
平日の昼過ぎに伊勢原市の一軒家にお住いの専業主婦の方からご依頼をいただき、ご自宅へ訪問いたしました。お客様のお電話によると「洗濯機が壊れたようだ。周辺が気が付いたら水浸しになっていた。」とのことでした。ただ、運転はしているとのことでしたので水栓か排水溝に問題があるかもしれないと予想。
まず、パッキンを最近ご自身で交換したばかりなので蛇口ではないはず、というお話だったのですが、そのパッキンの大きさが合っていないことも水漏れの原因です。メーカーに問い合わせるなどして正しいサイズのものを購入するようご案内すると、「もう自分で選んで取り付けに失敗したくない」とのことで当方でお取替えを実施。
また、洗濯後の匂いもするとのことで点検すると、ドレンに汚れがたまっており、できるだけ安く済ませたいとのことでしたので、本体をどかしての清掃方法をお伝えすると、女性一人ではやはり難しく、また旦那様がいらっしゃる休日は2人のお子さんの面倒を見るので厳しいとのことで、高圧洗浄をさせていただきました。現在のご自宅に引っ越して以来、3年ほど経ち、一度も掃除を行ったことがなかったそうです。確かに設置しておしまい、点検はしない、というご家庭は多い気がします。
ふだん見えないところとは言え、3年分の汚れが洗浄された様は清々しいと喜んでいただけました。
お客様自身、こういった関連のトラブルは人生で2度目だったとのことで、毎回お金がかかってしまうのがキツいとのことでしたのでいくつかアドバイスを差し上げました。
まず、もし可能であれば旦那様に協力していただいて排水溝の掃除を定期的にすることをお勧め。
次に、日常のお手入れで洗濯機を回した後に蛇口を締める習慣をつけるとホースやパッキンの寿命を長持ちさせることもお伝え。また、ホースの洗浄、ゴミ取りフィルターの掃除も簡単にできることとしてお教えしました。お手間はかかってしまいますが、洗い物の量が多くなってしまう場合は複数回に分けて行うことも機器の負荷を減らすのに有効だとお伝えしました。
排水溝の洗浄とパッキンの交換にお金はかかってしまいましたが、まだ洗濯機を購入して3年とのことで、まだまだ大事に使えると喜んでくださいました。修理だけでなく、こういった知識をお渡しすることも業者の役目なのかなと感じました。
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