今回のお邪魔したお宅は、この春に越して来たと言う新社会人のYさんが住む木造ワンルームのアパートの一室です。
入社式を目前に引越しを終えてから数日経っており、何度か洗濯機を使っていたが特に水漏れ等の症状はなく、ご連絡いただいた当日の朝に水漏れが発生してしまったとのことでした。
このところ世界中を震撼させている新型コロナウイルスの影響で、Yさんが住むアパートの管理会社が営業しておらず、お住まいの近隣で営業していた弊社に修理のご依頼・ご相談のご連絡を直接いただきました。
早々に対応できないかとのご要望のため、直ちに向かいました。
現場に到着し状況を確認したところ、床に直接排水口がある排水トラップや洗濯機パンのないタイプの物件で、玄関のドアのすぐ横の場所が設置場所でした。
水が漏れてしまった当初の現状を確認した後、コンセントを抜き、給水ホースの蛇口閉め、洗濯機浮かせた時に排水ホースがスポッと抜けました。
本来なら、しっかりと固定されているため、少し浮かせた程度では抜けることがない部分なのです。
そのまま洗濯機は外廊下に移動させ、排水ホースの径と排水口を繋ぐL型のパーツである排水エルボの径を測ったところ、サイズが合っていないことが判明しました。
少し気になり、引越しされた時のお話を伺うと、引越しはご友人数名で行っていて、家電製品はその友人から譲ってもらった物を自分たちの手で搬入した。
そして、排水パーツのサイズに種類があることを知らなかったため、そのまま差し込むだけで繋げられたと思ってしまったそうです。
外に出した排水用のホースに異常はなく、比較的新しく破損箇所もないため、交換は不要。
床に設置されたエルボを固定するネジに腐食が見受けられたため、排水口に設置されているエルボの部分を持ち込んだ物と交換しました。
一度、洗濯機を定位置に戻して、試運転を行ない様子を見たところ、問題となっていた水漏れは無事止まりました。
終始、強張った顔のYさんに修理・撤収作業が完了した旨をお伝えしたところ、ホッとした様子で見送ってくださったんです。
初めての一人暮らしで、慣れない環境での生活は不安なことも多いかもしれませんが、この様なトラブルは今後も安心して弊社にお任せください。
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