JR平塚駅の北口ロータリーからまっすぐに北へ向かうと、急に左手に林が広がっていました
ナビを見てみると、そこは平塚八幡宮という大きな神社があるようです。
平塚といえば七夕祭りが有名ですが、祭りの折にはこの神社も盛大に賑わうのでしょうか。
さらに進むと平塚市の市役所があり、どうやらここら辺りが街の中心のようです。
もう時間は朝の8時半で学生はさすがに少ないですが、スーツを着た多くのサラリーマンの方々が青信号を待っていました。
ららぽーと平塚の脇を通り抜け、住宅地に入ります。 道がとても狭く、これでは路上駐車はできないと思い、一旦大通りに出て駐車場を探しました。
大通りに出るとすぐに見つかり、駐車してから一通りの道具を持って依頼人さんのお宅へ行くことにします。
依頼人様宅へ行きインタフォンを鳴らします。 依頼人様は待ってくれていたようで、すぐに玄関のドアを開けてくれました。 ドアを開けてくれたのは眼鏡をかけた初老くらいの女性でしたが、身ぎれいにされておりなかなか品のある方だと感じました。
今日の依頼は風呂場の排水詰まりと事前に聞いていたので、早速風呂場へ案内してもらいました。
廊下を歩いている間に見えたリビングにはピアノがあり、大きなぬいぐるみが上に置いてありました。どうやらお孫さんがいらっしゃるようです。
案内された風呂場で、お客様ご自身で水を出し、実際に排水が流れていかないところを見せていただきました。排水口の表面は何も詰まっていなかったため、これは排水トラップのところだと判断しました。
排水口を開け、その奥の排水トラップのキャップを開けます。 すると抜けた髪の毛がトラップの口に絡み、大きな塊となっていました。 まずは髪の塊を取り除きます。 これだけでも排水はスムーズに流れるでしょうが、せっかく依頼して頂いたので、パイプにこびりついたシャンプーやボディソープの固まった物も取り除くことにします。
ブラシでこすって大きな塊を崩し、あとは細かな汚れだけになったところで酸性の洗剤を流し込みました。 ふと見ると浴槽の水が抜けていたので、洗剤が効くまでの間に浴槽内の排水口もチェックします。
ヘアキャッチャーに溜まった髪の毛を取り、細くて長いブラシで届くところまできっちりとこすり、そしてこちらも洗剤を流し込みます。 これで奥の方の汚れも落とせるでしょう。 そして浴室の排水口に戻り、もう一度ブラシでパイプの内側をこすり、汚れが落ちたことを確認し、作業は終了しました。
外したところを元に戻し、確認のためシャワーから水を出してみましたが水が溜まる気配はまったくありませんでした。
作業はことのほか上手くいきました。 お客様にそのことを告げ、浴槽内の掃除もしておいた旨を伝えると、とても喜んでいただけました。
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