ある日の夕方お客様からの電話が入りました
かなり焦った声で台所が水浸しになってしまいマンションなので下の家に水漏れしたら困るので急いでお願いします。という依頼が入りました。
こちらとしては良くある事例なのですがお客様にとっては初めての事で焦る気持ちも充分分かります。
キッチンシンクの下の止水栓が見える様でしたらそこを一旦締めてみてください。というと一旦水漏れが止まったようなのでそこから急いで駆けつける事になりました。
ご自宅は平塚駅から5分位のマンションでした、車で向かいましたが駅前は、繁華街でかなり雑然としていましたが少し走ると商店街の先に住宅街が広がっていました。
一戸建てやマンションがありファミリー層が多そうな雰囲気でした。
エントランスで部屋番号を押してお部屋まで行くと30代くらいの女性が出迎えてくれました。
仕事帰りにお子さんを保育園から連れて帰ったらキッチンが水浸しになっていて焦って電話したという事でした。
リビングには小さな子供が2人いてお腹が空いたと泣いている子とハイハイしている子供がいました。
この時間ならすぐに夕飯の支度をしてお子さんに食べさせる時間なのでしょうがそうもいかずお腹が空いて泣いているのでした。
本当に働くお母さんは、こんなトラブルがあっても子供に泣かれたりして大変だなと感じました。
早速キッチンへ行き点検してみるとどうも排水管のナットが緩くなっているのと排水ホースの一部破損が見つかりました。
そこからお客様には、現状の故障箇所の報告とともに大体のお見積りと作業時間をお伝えして了承を得たら作業開始です。
とにかく忙しい時間だという事で見積もり内容でよろしくお願いしますと言われて早速作業に取り掛かりました。
古いマンションだった事と何度か起こった大きい地震などで徐々に緩くなっていた様でした。
こちらは、しっかりと締め直すことで水漏れが直りました。
もう一つの排水ホースの劣化による破損に対しては、新品のホースを持参していたのでそれに交換する事で対処しました。
お子さん達も待っているのでなるべく急いで対処しましたが中々の時間がかかってしまいました。
2か所故障していたので他にも故障箇所がないかしっかりと点検しておかないと後でまた大変なのでしっかりとライトで照らして確認しました。
途中から泣いていたお子さんが興味深そうに作業を見に来て可愛かったです。
その後、止水栓を開いて水道を全開にしても水漏れが起こらないことを確認してから作業終了です。
お客様もほっとされたようで最後には、泣いていたお子さんも楽しそうになりバイバイと手を振ってくれました。
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