綾瀬市内のお客様からのトイレの修理依頼への対応
神奈川県の綾瀬市にお住まいのお客様からご依頼があり、早速出張サービスに伺いました。綾瀬市内のちょうど隣接した海老名市の境目にほど近いところにある住宅街の戸建てのお宅でした。
今回修理が必要になった箇所はトイレのタンクに水を送る給水管の接続部分からでした。こちらのお宅は、少し古く築年数にするとちょうど15年を過ぎたところだそうです。今までに、トラブルの経験は幾度かあったそうですが、いずれもタンク内の水漏れやウオッシュレットへの分岐点からぽたぽた程度とのことで、今回のような事は初めてだったようです。
まず水を遮断することが重要です。手始めに止水栓をドライバーできちんと締めます。これで点検や修理中に水が飛び出てくる心配はありません。たまに止水栓がついていないトイレの場合は家にある水道関係の元栓を締めればオッケーです。
さて、実際にどのようにして発生しているのか、部品を分解しながら丁寧に観察していきます。水はしっかり止められていてもパイプの中には、まだ水が残っているので、バケツを下に置いてキャッチするようにします。そしてバルブやナットを緩めていき、最初からこの部分が緩んでいる場合には、それが原因の可能性があります。その場合、ただ部品などを交換しなくても増し締め対応をすることで終わってしまいます。
しかし今回は、給水パイプの接続箇所にあるパッキンに亀裂があることがわかりました。パッキンは寿命が短くて早ければ8年程度でボロボロになってしまいます。平均的には10年前後は持ちますが、トラブルは一気に増えてくる印象があります。最初は、ゆっくりと水が落ちていく程度の状態が続くとやがては、かなりの水が漏れ出てくることになります。
とにかく、新しいパッキンを取り付けて、今起きている現象を止めることができました。ですが給水管も決して新しい状態のものではないので、今後、他の部分に亀裂が入るなどの可能性も否定できません。
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