綾瀬市一般住宅での台所つまりの修理事例
今回の修理は一般のご家庭でのキッチンのつまりでした。台所トラブルは実に多くのかたが経験されているものではないでしょうか。実際、修理のリクエストがあるのはほとんどがこのような問題です。それほど、台所のシンクから流れる水によって排水管の内部に汚れが付着しやすい状態だということが言えると思います。それはなぜなのかというと、ずばり料理で使用する油にあります。
揚げ物などをしたあとの廃油は、それなりの処理をして燃やせるゴミとして出しておられるでしょう。ですがほんの炒め物程度の油がフライパンを洗った際に、少しずつ流れてしまうことで、これが積み重なるとベットリとした油の汚れが排水管のなかに次々とこびりついてしまって最終的には水が通る隙間がなくなってしまって、つまりが起きてしまうというわけなんですね。
特に日頃から排水パイプのケアを怠っていると、5年、そして10年ぐらいで見事にパイプの大部分が油脂のかたまりで覆われてしまいます。そうなるとご自身でパイプ洗浄液を使って処理をしようと思ってもすでに遅しなのです。ここまで重症になると、プロに頼む以外解決する術はありません。
今回のお客様の場合、排水がつまっていることで、ここ半年ぐらいは何度も薬剤で対処していたそうですが、この1ヶ月ぐらいは、つまりと臭いの問題も出てきてしまったのでとうとうギブアップということになったそうです。私共はプロの水道修理屋ですからお手の物です。
お電話一本ですぐにお客様のもとへ出動しました。こちらのお宅は台所が2階にある変わったデザインになっています。早速二階へと案内していただき確認することにしました。確かに排水口からは嫌な臭いも出ておりパイプの内部の汚れの状態がかなり悪いことが予想されました。こういったつまりを解決してくれるのがトーラーというワイヤーの器具です。電気で先端部分が回転するワイヤーで汚れを落としていくというシンプルな道具でとても重宝します。
1時間近く作業を行い、なんとかこびりつきをきれいに除去することができました。水を流すと排水がまったく滞りなく流れていくのを確認して、念のために業務用のかなり強力な薬剤を流し込んでおけば、完璧です。台所の水が流れるようになりお客様も、かなり安心されたようでこちらもホッとしました。
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