南アルプス市のトイレの水漏れ修理事例
山梨県の南アルプス市に在住のご依頼者様の元へトイレの漏水の修繕をしに行ってきました。夕方6時頃に「仕事から帰宅後に用を足そうとしたところ、床がびしょ濡れ状態になっていたので、すぐに来てもらえないか」という内容のお電話を頂きました。フロア全体が浸水してしまうほどの症状が出ている時は、床が腐食をしてしまうことがある為早急な施工が必要になります。
様々な予想を立てると共にいつもより多めのウエス類を用意してすぐさま現場へ向かいました。
この様な事態は、色々な部位から引き起こされるもの。
便器本体が過重や衝撃などによりひび割れてしまったり、給水管やホース類の摩耗、タンク接続部の密結性が失われてしまったなど、考えられる原因は多岐にわたります。実際にどの部分からの水漏れかは、直接現場で一つずつ確かめていかなければ突き止めることはできません。
なるべく早くお伺いできるように渋滞を回避するルートで向かいましたので予定時刻の10分前には到着できたのですが、ご連絡をくださった奥様は今かと待ちわびていたらしく、庭先まで出て来られていました。
早速トラブル箇所へ案内していただき、問題の根源を特定する為に入念に調べていくことに。
すると、給水ホースにわずかながらですが湿っぽく水滴が付着している個所が見つかりました。最初は結露などにも思えたのですが何回タオルで拭いてもしばらくするとまた濡れ始めてしまうので、ここに問題があると見て間違いなさそうです。
時間をかけて一滴ずつ垂れているので、気づかないうちに床が濡れてしまったのでしょう。内部には平パッキンという止水用のゴムが入っており、それが劣化してしまったのだと推測されましたが、経年的にホースごと替えてしまうほうが安全と判断し、そのように対応しました。
ドレンとは違い給水周りの部材に関しては、普段から常に一定の圧が加わっていることもあり、何かと問題が起こりやすいのです。
だいたい10年程でメンテナンス時期になるので、タイミング的に丁度良かったのかもしれません。
あらかたの事情をご説明し、了承を得てから作業をさせていただきました。
奥様は発生してしまった症状の規模が大きいということもあり当初は大工事になってしまうのではと心配されていたそうです。
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