鴨川市のお客さま、風呂水漏れの修理事例
台所やトイレと比べて漏水が分かりにくいのが、居住空間からやや離れている浴室です。風呂の漏水は放置しておくと、水道使用量の上昇や浴室の劣化を招いてしまうこともあります。早めの対処がおすすめです。
今回お伺いしたのは、千葉県鴨川市にお住まいのお客さま。13階建てのマンションの7階に暮らしているそうですが、2日ほど前に階下の住民の方から、風呂場付近の天井が湿っているというクレームをもらったそうです。あちこち調べた結果、怪しいのがバスルーム回りの漏水。ご近所トラブルは避けたいので、早めに来て欲しいとのご依頼でした。
さっそくお電話いただいたその日のうちに、現場のマンションに急行。50代前後のお客さまの了解を得て、風呂場回りの箇所を検査していきます。シャワーヘッドや水道の蛇口・バスタブに問題はないようです。レトロなタイルが敷かれている、風呂場の床をチェックすることにしました。
拡大鏡を覗き込みながら内部をチェックしていくと、タイルとタイルの隙間にヒビが入っていることが分かりました。タイルを繋ぎ留めている接着剤が劣化して、隙間から水が漏れているようです。このままでは内部に水が入り放題入ってしまうため、元栓を閉めて腐食対策をおこなう必要があります。
階下の住民の方のご協力を得ながら、水漏れが発生している箇所の水をぬぐい、改めて腐食対策をおこないました。今回は幸いにも、水漏れの度合いは低かったようです。
水が完全に抜けきったところで、改めてタイル部の接合をおこなっていきます。剥がれにくい接着剤を使い、接点部分を埋めていきました。最終的に防水の塗料を塗布して作業は終わりになります。
今回のケースのように床の一部から風呂水漏れが起こったとき、第三者の方から指摘されない限り、気づきにくいという特徴があります。水道代が急激に高くなったなど、いつもと違う異変を感じたら、ためらわずにプロに相談することがおすすめです。
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