南津軽郡田舎館村でトイレの水漏れ
先日の事ですが、久しぶりの連休を利用して遠征し、瑞鳳殿へ礼拝をしにきました。
宮大工の細工は息をのむものがあり、古くから伝わる伝統的な技法は今でもしっかりと受け継がれているとの事でした。
今回はそんな現場へ行ってきましたので紹介します。
お客様は青森県南津軽郡田舎館村に在住の高齢のご夫婦で、今回はご子息様からの依頼でお伺いをしました。
数週間前より使用してる便器の中へ常に微量ずつ水が排水され続けるようになってしまったとの事。
トイレは今ほとんど見かけることも少なくなった和式タイプの物で、天井付近はハイタンクと呼ばれる水溜め装置が付いています。
こちらの家屋は築年数60年とのお話で、私の両親が生まれるよりもっと前から存在します。
そんないくつもの状況を乗り越えてきたお家だが、経年的な劣化だけはどうすることもできないらしく、数年おきに手直しを行っているとの事。
それでも土台となる柱はしっかりとして、当時建築された大工さんの能力に感銘を受けました。
お客様のご要望ですが「応急的に部品交換などで対応したとしてもまた何れ故障があると思われ、足腰が悪くなってきた母もしゃがんで用を足すのが辛いらしいのでいっその事リフォームしたい」という事です。
その日は工事の説明や使用する器具類の選定、そして見積もりなどを念入りに打ち合わせをし後日作業となりました。
工事は二日にわたり実施、その間は近くにお住いの息子さん宅へお客様は泊りになられたそうです。以前はトイレ室内に入ってから40㎝ほどの段差を乗り越え、そこにある便器へしゃがまないといけなかったところが完全フラットの床に仕上げたことが良かったらしく、非常に使い勝手がいいと喜んでいただけました。
一般家庭の住宅設備に関しては生活の質を高めるとともに新しくすることも必要になります。
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