南津軽郡田舎館村の洗面水漏れの修理事例
先日はがん治療を終えた友人の復帰祝いに行って参りました。友人は大腸癌だったのですが、ステージはⅠと早期発見ができたために直ぐに元気になってくれました。
何事にも早く原因箇所を見つけるというのは大事な事で、水漏れに関しても同様の事が言えます。
今回お伺いをしたのは青森県の丁度中心部に位置する南津軽郡田舎館村にお住いのお客様。数か月前から洗面所付近の床が柔らかくなっており、若干湿っぽさも感じる為原因を探ってほしいとのご依頼でした。
早く対処しなくてはと思っていたものの、なかなか時間の都合が取れずに放っておいたそうなのです。しかし、最近になってついに洗面台が若干傾いている事に気が付き、慌ててお電話を下さったとの事です。
現場に到着するとそこは広々としたお庭に家庭菜園が印象的な戸建て住宅で、こちらにはご依頼人のお客様お一人でお住いということでした。
中へお邪魔し早速状況を確認してみると、蛇口や給排水に見える範囲では異常はありませんでした。しかし収納スペース内にある止水栓に聴診器を当ててみると微かに「スーッ」という水を使用するような音が聞こえます。
これはもしやと思いお客様に承諾を得た上で洗面化粧台本体を取り外し緩くなってしまった床を剥がしてみたところ、床下を通っている給水管の途中にピンホールの小さな穴が開いており、そこから上方へ向けて霧吹き状に水漏れしていることが分かりました。
この水が床板を裏側から濡らし傷ませていたのでしょう。
管は塩ビでできていましたので途中で切断し、適切な接手を使用して部分的な補修作業をすることで直すことが出来ました。
後は剥がした床なのですが、こちらは同じ厚みの20㎜合板を開口部に合うようカットし、上からクッションフロアを張り付けて対処しました。
作業内容が多かったこともあり、午前中に訪問してから昼過ぎまで掛かってしまったのですが、当日中に直ってくれたことと、原因が究明できたことでお客様もよろこんでくれました。
しかしそれと同時にもっと早くに手配していれば大ごとにならずに済んだのに・・・と若干悔やまれてもいました。
この様に水関係のトラブルは必ずしも見えるところで発生するとは限りませんので、小さな初期症状に気が付いた際には重症化する前に対処することが大事です。
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