みやま市のトイレ水漏れ修理事例
今回は福岡県みやま市にお住いの方より、便器の外周から水が漏れてくるようになってしまったので何とかしてほしいという内容のお電話を頂きました。
詳しい状況はご本人にもよくわからないらしく、気が付いた時にそのような状態になっているとのことです。
平日の日中はお仕事で外出されているということで、直近の日曜日にアポイントを取りました。
現場に到着するとそこは築20年程の賃貸アパートで、お客様は古くからオーナーさんと友人関係らしく、今回は三者交えての調査となります。
トイレは7年前に改修工事を行っていたらしく、そこまで古くなっている感じではありませんでした。しかし、お話にもありました通り薄っすらと便器の淵を囲むような形で水がにじみ出てきています。
特に使用した後に症状は悪化するようだとの事でしたので、試しに洗浄レバーを引いて水を流してみることにしました。
すると、「トットットット」という水が落ちるような音が微かにしてきました。
トイレの床に寝そべりながらタンクの底面を照らしてみてみると、便器との接着面から水が滴っている状態で、それが伝って床まで濡らしていることが判明しました。
原因は密結パッキンと呼ばれるタンク下に入っているドーナツ型の部品の劣化でした。
どうやら数日前に一週間ほど外出されていたらしいので、その際に水を使わなかったことで部品の表面が乾燥し、割れが生じてしまったのでしょう。
今回はその部品を新しいものにいれ替えることで、直ぐにそれまでの症状は改善されてくれました。
水回りというのは使用頻度によって劣化が早まると考えてしまいがちですが、この様に箇所によっては逆に使わないことが原因として起こることもあります。
その時の様々な環境によって発生しやすいトラブルというのは変わってきますので、前もって色々な情報を仕入れておくのも我々にとっては大事なことなのです。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]