君津市であまり見掛けない台所の水漏れトラブルを解決しました
おかげ様で最近では日々多くのお問い合わせをいただいております。その中でも特に多いのが台所や洗面所などの水栓回りの故障修理のご依頼ですが、今回はそれらのいずれにも該当しないちょっぴり珍しい案件でしたので、ご紹介差し上げます。
そのトラブルのご連絡は千葉県の君津市のご家庭からです。台所の下の収納が水浸しになっているという現象で、詳しくは言葉では説明しにくいので一度見に来てほしいとのご要望でした。どのような対応が必要なのか分からない為、様々な道具や部品など、万全の用意をしてご自宅までお伺いしました。
到着するとそこは戸建てのお宅で、ワンちゃんが出迎えてくれました。
早速問題の1階のシンク下の収納部分を見せていただくと、浄水器が付いていました。
最近では吐水口のノズルの中に浄水フィルターが内蔵されている製品も増えていますが、こちらのご家庭ではそれではなく、昔ながらの収納内に設置するビルトインタイプでした。
しかしよくよく見てみると少し珍しいモノで、水道管から大きな金属製のタンクに一度貯水し、そこからポンプとフィルター筒が連結された特殊な機械を通過して専用水栓から吐水されるというものです。
国産では現在扱っているメーカーは無かったと記憶していますが、一時期流行っていたことを思い出しました。
そして、水漏れはそれと繋がっているコルゲートチューブ付近から起こっているようです。お電話だけでは分かりにくいと言われましたことにも納得です。
各所に接続されているホースを詳しく見ていくと、破損があるようです。
同じ部品さえ手に入れば簡単に直せそうでしたので、取扱説明書に記載されている消耗部品取り寄せ用の番号に掛けてみると『この番号は現在使われておりません』と無機質な返答が。
調べたところによると代理店も事業から撤退してしまったみたいなのです。
ホームセンター等に行けば同じような材質で代用できるものが見つかるのかもしれませんが、お客様はもう何年も使用していないから撤去してほしいとのご要望でしたので、器具の取り外し作業に加えて浄水器内蔵型水栓の設置にて解決しました。
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