君津市のお客さま・洗面水漏れの修理事例
日常生活でどんなに注意を払っていても、とめることが出来ないのが洗面水漏れです。いったんアクシデントが起こってしまうと、ご自身で修理を試みるのはとても難しいもの。適切な施工をせず誤って配管を繋いでしまうと、全く関係のないパーツで異常が発生することもあります。
今回そんなトラブルでお伺いしたのは、千葉県君津市にお住まいのお客さま。市営アパートにご入居の方です。「ボウル下の収納ドアを開けてみたら、どっぷり水に浸かっていて驚いた」とのこと。気が付かないうちに、問題が始まっていたようです。さっそく現場に向けてクルマを走らせました。
ご挨拶を済ませ玄関を上がり、お風呂場の真横に設置してある洗面化粧台を点検してみます。扉を開けると、床板が水でぐっしょり濡れていました。念のため普段水がたまる箇所や、蛇口まわりを確認してみますが、正常に機能しています。
塩ビ排水パイプのすぐ隣には、金属製の給水管があります。今回はT字に伸びているタイプ。アパートやハイツでよく使われている瞬間湯沸かし器の為の分岐金具です。
よく観察してみると湯沸かし器本体側のドレン金具の一部に亀裂が生じていることがわかりました。
残念な事に設置してあった機器のメーカーは既に事業から撤退しており、修繕用の部材調達が困難なものでした。
しかしこのままでは仕方がないので、お客様にはその旨をご説明さしあげ、本体ごと新しいものに交換作業をさせていただく事となりました。
後日新製品を用意して工事を竣工したのですが、以前の物と同様の湯沸かし量ながら省スペースで設置できるタイプを選定しました。これで収納を広く使うことが可能になります。
「20年くらいココに住んでいますけどね、実は最近になってからお湯が温まるまで時間もかかっていたんですよ。ついでに直って良かったです」と50代のお客さま。気がかりのタネであった漏水を食い止めることができ、こちらも安堵しました。
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