郡山市でのトイレの水漏れ原因になっていた給水管の交換工事
郡山市にお住まいの70代の一人暮らしの女性から、トイレから水がポタポタたれているという連絡をいただき、ご自宅に伺いました。
現場を確認すると、確かにトイレのタンク右側の給水管を伝って水が少量ずつ床にたれていて、大分時間が経過してしまったことにより、小さい水たまりのようになっていました。
詳しく状況を聞いてみたところ、一週間程前から湿っぽくはなってていたが、具体的な箇所を見つけることもできないし、いつか自然と治まることを願っていたとの事。
加えて最近では脚腰が悪く床を拭くことが出来なかったとのことでした。
濡れてしまっている部分を拭き取り、さっそく修理に取り掛かりました。
まずは原因になっているポイントを見つけます。特定が以外と難しいので、手袋をせずに給水管全体を丁寧に触ります。
しばらくして指先に水滴が付いてくる場所を見つけ、原因はフレキ管と止水栓をつないでいるナット部分からで間違いないと確信しました。
各部品を分解していくにあたり、断水を行ったうえでナットに工具をかませます。
ここで注意ですが、これらの部品を外すときは管の中に入っている残り水が出てくるので、必ず下にバケツを置いて受けるようにします。
洋式便器だったのですが、大分古い型で固定箇所は総じて硬くなっていた影響により、外すのにかなりの時間を要しました。
古いモノは配管周りも弱くなっているので、無理に力を入れると他の関係ないところにダメージを与えてしまう可能性があるため、慎重に取り掛かります。
外すとどこもかしこもモロモロに朽ちていましたので、少しでも不安要素が残ってしまいそうなところは替えていきました。
最後にバルブを開いて通水させ、水漏れがないことを確認して終了です。
今回のように、給水管のパッキンが劣化したことによるトイレ水漏れはどのご家庭でも起こる可能性があります。
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