御坊市で洗面台の排水パイプからの水漏れを解決しました
寒い時期になると、ご家庭のあらゆる給水装置はダメージを受け、流れが悪くなってしまったり、最悪なケースでは破損してしまうこともありえます。今回もその凍結により被害を受けたと思われる排水パイプからの水漏れでした。
洗面ボウルの下に見えるU字の配管部分からポタポタと滴り落ちているとご連絡を受けて駆けつけたのは、和歌山県御坊市のご家庭です。一軒家の1階での出来事ということで、すぐに現場まで急行致しました。
早速実際の状況を拝見すると、収納スペース内がビシャビシャになっており、水気を含んだ底板は湾曲していました。
洗面台や台所の排水口は、下流側にS字やP字型になっているトラップ管が付いています。どちらもカーブ部分で逆流を防ぐ仕掛けになっており、排水パイプのボトム部分に常に封水といわれる水が溜まっている仕組みです。寒くなるとその溜まっている水が凍って膨張し、場合によっては管に亀裂が入ってしまったりするのですが、今回のケースも恐らくそれのようです。
損傷部分が大きかったことと、パイプ自体もかなり老朽化しており防食テープ等の応急処置などは難しいと判断し、排水管ごと新しくする事を提案。
お客様にも納得していただき、早速その作業に入らせていただくことに。
これ等の部品に関しては各メーカーごと設定されたいくつか規格があり、継ぎ目との長さや、ネジ切りのピッチも細かくも決まっています。それぞれ何種類かありますが、このような水漏れの対応時にはほとんどのケースに対応すべく万全の用意をして伺っております。今回も持参していたS字管の中に丁度適合するものを持ち合させておりましたので、それとの交換を行いました。
接続部分が共に多少固い為、少々時間が掛かりましたが、施工は終了しました。その後に流水し、全く漏水していないことを目視していただき、今回の修繕は終わりです。
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