風呂水漏れのご依頼があり、水栓の部品交換を行いました
風呂での修理で特に多い事例と言えば、なんといっても水栓周りで起こる水漏れです。
シャワーや蛇口よりいつまでも出続けてしまう、水栓や壁との接続部などから水漏れが起こるなどがその一例です。
それぞれ症状ごとに修理の方法が違いますが、今回伺った宮城県石巻市にお住まいのお客様の場合は、洗い場にある水栓のハンドルの根本から、水を出すとぽたぽたと水が滴り出るという症状でした。
どうしても年数が経過すると内部の部品の劣化や故障、締め付け箇所のゆるみが原因で水漏れが起こることが多くなっています。
こちらのお宅は築30年以上経つ戸建住宅とのお話でしたが、お風呂は10年程前にシステムバスにリフォームされたとのお話でした。
そのため蛇口の種類は、比較的新しいレバータイプと想定されました。
女性のお客様のため修理の方法などよく分からないとのお話でしたが、すぐにお伺いできることをお伝えすると安心されたご様子でした。
必要になりどうな道具などを準備して、急いでご自宅に向かいました。
バスルームに案内され早速様子を拝見すると、温度調整が付いたサーモスタット混合栓でした。
このモデルは、最近の浴室では最も広く使われています。
水を出すとお話の通り、じわじわと染み出てくるような症状が現れました。
そこで可能な限り分解していき、内部に組み込まれている部品のパッキンを確認すると、予想通り変形してしまっており、その劣化が原因だと分かりました。
その他の専用部品や本体側に起因する劣化で水漏れが発生することもありますが、そういったときにも同様にして必要な部材を選定することが出来れば修理可能なケースが多いです。
パッキンを新しいものに交換し、元の状態に戻して水を流してみると、水漏れは改善されていました。
作業は10分程で終了し、大掛かりな修理が必要なかったためか、お客様も大変安堵されていました。
場合によっては本体そのものを新しくしなくてはいけない事もありますが、普及品であればあるほど細かいところまでメンテナンスを行えるのでお得です。
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