滋賀県大津市にお住まいのお客さま・トイレ水漏れの修理事例
水のトラブルが起きると、ポタポタ不快な音が耳障りに感じるものです。「いつもより湿気が多くなった」「水道代が増えた」と感じたら、住まいからのSOS。見えないところで漏水が始まっている事も多々あります。
今回トイレ水漏れのトラブルでお伺いしたのは、滋賀県大津市にお勤めのお客さま。私立中学校の事務の先生から「教職員用のトイレで水漏れが見られるので、至急点検に来てほしい」とお電話をもらいました。来週他校の先生たちが研修会のため学校に見学に来るので、できるだけ早く対処して欲しいとのことでした。
お電話を頂戴してから約1時間後、指定された中学校にお邪魔しました。吹き抜けタイプの校舎を進んでいくと、職員室の向かい側に問題のトイレがありました。防水の靴に履き替えて、さっそくトイレの漏水の箇所を探していきます。
トイレやタンク、排水に問題がないのか、懐中電灯を片手に細かく見ていきます。水の異変があると、その要因を検証してあげることが、早期究明になります。数分のチェックののち「トイレ内の止水栓に不具合がある事」が分かりました。トイレの漏水があると、トイレ本体に異常があると思いがちなのですが、トイレの生命線といえる止水栓そのものが壊れている可能性もあります。
持参しておいたドライバーとポンプフライヤーにて、止水栓をとめている部材を抜きます。このとき内部にたまっている水が、急に滝のように流れだす恐れもあり要注意。下にカラのバケツを置き、突然の事態に備えて作業を進めます。
中を開けてみたところ、止水栓内部のネジが赤く錆びて変色していました。このままでは不具合は直らないため、丸いパッキンと一緒に交換をおこないます。新品の部品とパッキンに替え、再度力強くネジを締めます。すべての作業が終わったところで、事務員の方に確認してもらいながら、水を流してみました。止水栓やトイレの便器からは水漏れは、一切ありませんでした。
丁寧に使っていても、水に触れやすいトイレ周りの備品は錆びてしまうもの。
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