「洗面水漏れ」の依頼が在り、修理に向かいました。
埼玉県久喜市にお住いの方より、洗面所の周りが湿っぽくなっており、水が漏れているかもしれないので見に来てほしいというお電話をいただきました。
詳しく内容を確認すると、1年位前に洗面化粧台を交換してもらったとのことなのですが、それ以降から違和感を感じており、最近ではそれが確信に変わりつつあるということです。
なんだか不穏な空気の漂う案件でしたが、お仕事の都合上あまり時間を作ることが出来ないというお客様でしたので、その日中に伺うこととなりました。
お家は騎西菖蒲バイパスにほど近い一戸建てで、築年数は20年といったところでしょうか。
この辺りは見晴らしもよく、昔は良く川遊びなんかをした覚えがあります。(現在はもしかしたら禁止されているかもしれませんが)
到着し、早速状態を確認させてもらうことに。
すると、トラブル箇所である洗面台の周りには細く捩ったタオルが挟まれており、触っていると若干ですが濡れています。
そこで、収納スペース内の底板の一部がパネル状となっておりましたので、外して詳しく調査してみることにしました。
最近インターネットで購入した超強力なLEDライトの出番です。
こういう暗がりでの作業には必需品ですね、
しばらく照らして細部まで確認してゆくと、床から立ち上がっている給水接続管の丁度つなぎ目部分から水が漏れていることが判りました。
しかも厄介なのが、漏れている量が意外にも多く、床下にも影響が出てる事です。
これだと、応急処置として水漏れだけ直したとしても、床の耐久力が落ちてる状態なので、いずれ大きな問題へと発展してしまう可能性があります。
お客様にはその旨をお伝えし、その上で一度全て取り外し、捨て張りの合板や骨組みを含め補修することがベストであると提案させていただきました。後日知り合いの内装屋さんと一緒に改修工事を進めました。
洗面化粧台をどかしてみると、やはり木材はいたるところ腐食やカビに侵されており、場所によっては手で押すとスボッといってしまうほどに傷んでいます。
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