トイレで発生した水漏れの修理事例
トイレの水漏れはわたくしどものコールセンターで受ける修理依頼の中でも一、二位を競うほど多い事例です。先日修理に伺ったのは大阪府寝屋川市のお客様の一戸建てのおすまいです。トイレの水漏れと言っても、水漏れのある場所はさまざまです。例えば排水つまりが原因となって溢れてしまっている場合や、タンク内での止水不良によっていつまでもぽちゃんぽちゃんと音鳴りしていたり、さらにはつながれている給水管からの水漏れなどがあります。今回ご依頼をいただいたお客様の場合は、ロータンク横から止水栓へつながっている給水フレキシブル管のナット部分からの水漏れでした。ポタポタと常に水が垂れているので、室内の床にすぐに水たまりができてしまうそうで、バケツで応急対応をしておられました。
状況が確認できましたので、すぐに修理を開始となりました。トイレタンクからの給水管にある止水栓と給水管の接続部分にあるパッキンの劣化が認められましたので、新しいパッキンに交換したところ接続部分の問題は解消されました。ですがその管自体もある程度、古い様子でしたので、近いうちに新しいものに交換したほうがいいという旨をアドバイスさせていただきました。こういった箇所は、経年により突然大量の漏水が始まるので、日々気を付けるというより、割り切って10年以上使っているのであれば交換したりメンテナンスを事前に読んでおくことが大切です。給水管の継ぎ目はどうしても水漏れしやすい部分ですので、古くなった給水管を最低でも6、7年ごとに新しいものに交換しておくと安心です。水漏れをしてしまうとフロアの床材の下に水が浸み込んでしまい、土台となる部分も傷めてしまいますから、被害が大きくなってしまうことになるのです。トイレの漏水の修繕だけにとどまらず床の補修までやらなくてはならない危険性があるので、やはり日頃から注意しておくことが重要なのです。
今回のお客様の場合は、そこまでの深刻な状態ではありませんでしたので、パッキン交換というごく簡単な修理内容でトイレの水漏れを解消できましたので運が良かったと言えると思います。
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