台所の水漏れで修理依頼
高槻市、大阪府にお住いのお客様からの修理依頼で、台所水漏れで連絡を貰いました。
■住宅街にある一般的な一軒家で水回りは、台所とトイレ、風呂場,洗面台のシンプルな作りの家でした。
お客様の話に依れば、台所の下に水が溜まっているとの事でした。収納スペースへ洗剤などを入れようとした際に気が付いたのだそうです。
■まず原因を調べる為に流し台の下に入れている物を全て事前に出しておいていただきました。
扉を開けて目視した限りだと何処からも漏れの気配はない様子。次に給水管と給湯管の漏れを調べた処別に漏れている気配も在りません、後は排水管しか原因が無いので、まず目視で確認しましたが是と言って変な処も無く何処トラブルが発生しているのか分かりませんでした、しかし、実際に症状が出てしまっているので何かしらの原因が在るはずです。
■見た目にはどの辺から漏ってるのかが全くの不明です。
シングル混合栓レバーの隙間から落ちて来る場合がありますので、そこに水を掛けてみたりしたのですが水が落ちて来る事は在りませんでした。
■築5年程経っている家だそうですが今、今回初めて気が付いたとの事でした。
5年で是だけしか漏れていないという事はほんのわずかづつ出ているのだと思いました。排水管はビニール管でじかに繋いであったのですが、VP管でした。VP管は熱に弱い性質が在るのでHTVPと言う耐熱の配管をするのですが、
■原因が分かりました。
流し台から熱湯を流す事が多く、排水管のVPが耐えられなかったのだと思われました、繋ぎの部分から少しにじむ程度に水が漏れていました。是が流すたびに少しづつ流れ出て溜まって行ったのだと思われます。排水トラップで熱湯も多少は冷めるのですが、5年もよく持った方だと思います。
■排水管をVPからHTVPに変える作業。
流し台の下の排水管を撤去します。床の点検口から手の届く位置まで撤去して耐熱パイプに配管をやり直します。後は元の位置へ接続して終了です。原因調査で1時間30分程で、配管修理に3時間程掛かってここのお客様の修理は終わりました。
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