風呂水漏れの修理事例を紹介
日頃利用している水道でも、ある日突然故障してしまう事があります。
一口に壊れたと言っても様々な種類があるのですが、今回は浴室混合水栓漏水の修理事例を紹介したいと思います。
大阪府豊能郡豊能町にお住まいのお客様宅で起きた事例です。
初老の奥様からのご依頼だったのですが、その日は丁度上京されている娘さんが帰ってくる日ということもあり、日中から入浴を済ませようと浴室へ向かったそうです。
そこで運悪く転倒してしまったらしく、幸い大きなケガなどは無かったものの蛇口の操作レバー付近に強い衝撃が加わってしまったことにより水が出っぱなしになってしまったというのです。
素人目で判断しても完全に破損していたため、お客様はいつの日かインターネットで得た知識を頼りにご自身で水栓交換を試みてみたとの事。
しかし、見るのと実際にやるのとでは全然要領が違い、既存の物を取り外す工程でバキッという感触と共に壁内を走っている水道管を折ってしまったのです。
ここまでくると収集もつかず、流石にプロじゃないと手におえないだろうと理解し、そこで弊社にご連絡をくださったという事でした。
幸いにもホームセンターでご購入されたという器具はそのお風呂場にマッチングするもので、12960円と細かい補修部材以外には余分な材料費は掛かりませんでした。
しかしそれでも状況は思わしくなく、結局浴室洗い場方面の壁面を1m四方程に開口し、内部の管を少し長い距離で引き回し直す必要がありました。
こちらのバスルームは在来工法で設置されていましたので、タイル、コンクリ、下地板、防水シート、金網など沢山のマテリアルで構成されていましたが、私は給水管の補修と下地板の張り付け作業のみをさせていただき、後の仕上げは知り合いの内装工務店に外注をかけることとなりました。
外注といっても以前より何度も一緒に仕事を遂行したことのある信頼を置いている業者でしたので、数日後にお客様より綺麗にタイルで仕上げられた写真と共に御礼のお言葉を電子メールにて頂戴できました。
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