トイレ水漏れ修理をしました。
大阪府大阪市の港区にお住まいの方から「トイレの水漏れを修理してほしい」と依頼がありました。
話を伺うと便器の水が溜まっている部分が常に波を打つようなので状態でタンクから水漏れしているとのことでした。
タンク内にある給水金具かトイレとタンクの接続部分の排水部分の箇所かどちらかわかりませんでしたが、国内主要メーカーのタンクであればどちらにせよ対応できると思いました。
そして、お客さんにその旨を伝えお伺いする約束をしました。
お客さんの家は築20年ほどの鉄筋コンクリート構造の家で綺麗に使われていました。
現場のトイレを見せてもらうと確かに水が波打ってます。
少量の水だしずっと放ったらかしていたらしく半年ほどこの状態とのことでした。
タンクの中をのぞいて浮き球を少し手で持ち上げてみると水はピタッと止まります。
原因が判明しました。
お客さんは興味深そうに水漏れの修理を見られておられました。
私は「洗浄レバーを引いて水を流したらタンクの中が空になります。その後再びタンク内に給水がはじまるのですが、このボールタップが水位が上がることによって持ち上がると止水内部のピストンバルブが閉めつけられて止水する構造になっています。しかしこのボールタップは古く痛んでいるのでその機能が果たせていません。」
と説明しました。
そして「この部分を新しいものに交換すれば水漏れは止まります。」
と提案させてもらい了解を得ました。
本来各タンクに合った部品が必要なのですが、今はマルチボールタップを使えばほとんどのタンクに取り付け可能です。
作業を終えるとやはり問題は起きなくなりました。
ただ、便器自体がだいぶ傷んできてるので接続部分のフロートや便器本体の亀裂などの可能性も今後あるかもしれないと説明しました。
お客さんは、トイレは15年ほど使っているので古く、また節水型にもなっていないので近々交換をしたいと仰っていました。
水漏れが直り、注文につながる修理ができたことに安堵して引き上げました。
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