北海道で水漏れを修理した体験談
ある朝の10時くらいに弊社のホームページへ水漏れトラブルのお問い合わせメールをいただきました。
担当者より連絡での応対をご希望という事だったので、すぐに折り返し状況を調査してみると「タンクレバーで水を流した後から全く止まる気配がなくずっと排水され続けている、そのうち外まで漏れてしまうんじゃないか心配です」という事でした。
午後から保育園へお子様を預けに行かなければならないためできる限り早く来てほしいということでしたので、ご住所の詳細をお聞きした後到着目安をお伝えし、電話を切りました。
北海道千歳市にお住まいのお客様でしたが、丁度今日は別件で近くに居たため10分ちょっとで到着することが出来ました。
お家はまだまだ新しく、一昨年に拡大家族で住居するため新築したということです。
お出迎えいただいたのは奥様だったのですが、遊び盛りのお子様2人を両脇に抱えながら応対していただき、その力強さに感服してしまいました。
本来築数年内のお家でこのような漏水が発生してしまうことは少ないため、何が原因なのかと色々思考を巡らせながら向かっていたのですが、原因はいたってシンプルなものでした。
それはずばり・・・ビール瓶です！
え、何のこと？と思われるかもしれませんが、実際に同様の言葉を現場で発したところ奥様はハッとされたご様子でした。
というのもタンクの中に小型のビール瓶が入っており、それが内部の部品と干渉してトラブルを起こしていたのです。
この方法一昔前にトイレを使用する際の排水量を減らすことによる『水道料金の節約術』みたいな感じでテレビで放送され、その影響で一時期ブームになったのですが、後に止水不良などが頻発してしまいクレーム問題になり、現在は水道事業者並びに各メーカーから注意危篤がなされています。
今回お伺いしたお宅でも使用している節水式トイレは水の量が以前のものと比べて半分近くも少なくなっているので、そもそも水道料金は低額になります。
とはいえ部品の故障ではなかったので大ごとにならずに済みました。
作業もタンク内部に沈められていた瓶を引き抜いて終わりでしたので、10分もかからずに問題解決です。
しかしながら今回はこの程度で済んだのでよかったですが、場合によっては完全に部品を破損させてしまい、余分に修繕費用をいただく場合もございます。
そうなってしまうと節約した分よりもそれによて生じた弊害により発生した修理費用のほうが高くついてしまいますので、皆様も気を付けましょう。
安心してください、最近の給水装置はどれもよくできています＾＾
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