名古屋市中区のマンションで、トイレの水漏れを修理しました。
トイレの排水は、単純ながらも精密なメカニズムによって作動しているためタンク内部に物を入れる行為は厳禁です。
先日も愛知県にお住まいのお客様よりトイレ水漏れに関するご相談を承りました。お客様のお話によると、トイレのタンクから水が止まらなく水が流れたままになっていると言われるのです。お客様の方で止水栓を閉じられて、水が溢れるような事態にはなってはいないようでしたが、早急に修理が必要なためスタッフが現地まで駆けつけました。
お客様は名古屋市中区、市営地下鉄久屋大通駅から北に200メートルほどのところにあるマンションにお住まいの、男性会社員の方でした。
到着後、さっそく問題となっているトイレを見せて頂きました。
トイレは洋式便器の後部にタンクが設置された標準的なタイプのもので、止水栓を開けてみると、タンクから便器へ水が勢い良く流れ出しています。
タンク内部の異常が原因と判断されました。
タンクの蓋を開け中を確認してみると、節水用にはいったペットボトルが横倒しの状態で、タンク下部のフロートバルブがとれて、さらにフロートバルブを固定するチェーンも切断されていました。
フロートバルブとチェーンは損傷していたため交換が必要な状態でした。
タンクの水を排水し、ペットボトルを取り出して、ちぎれたチェーンとフロートバルブを取り出しました。その後に新しいフロート弁を取り付け、チェーンを設置しました。
排水レバーを引いて、問題なく排水できるようになった事を確かめ、今回のトイレ漏水の修繕作業は終了となりました。
よく生活の知恵に関する書籍やテレビで、節水のためにトイレタンク内部に置くことが推奨されるているらしいです。しかしペットボトルが何かの弾みに倒れてしまうと、今回の例のようにタンク内部の部品を損傷させ、漏水を発生させてしまいます。タンク内部に様々な容器等を入れることはダメです。
トイレ水漏れに対応するには専門知識が必要で、素人の方が対応するのは困難です。
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