志布志市でキッチンのつまりで排水管の一部を交換修理しました

志布志市にお住いのお客様から、キッチンの水が完全に流れなくなったため修理をお願いしたい、このようなご連絡を頂きました。築38年の一戸建て住宅で、キッチンも38年間ご使用とのことでした。数週間くらい前からつまりの症状が起きて先日からは水が流れなくなったとのことです。日ごろから、排水口周辺など定期的にお掃除されていたり、パイプ洗浄剤を使って排水パイプ内のクリーニングも豆に行われていたようですが、パイプ洗浄剤はあまり頻繁に使うとつまりの症状が悪化してしまうこともあるので注意しましょう。

シンク下の排水トラップやジャバラホースなどのつまりはほとんどなく、その先に繋がる排水管の中につまりがあると考えられます。キッチンの床下収納を一旦外させて頂いて、そこから床下に入り排水管の点検を行いました。ちなみに、キッチンの水の流れが悪くなったときパイプ洗浄剤を使うと一時的に流れが良くなることも多いのですが、長期的にかつ頻繁にパイプ洗浄剤を使っていると内部に油などの物質と洗浄剤などが反応して固形物を形成させてしまうことも少なくありません。

お客様のお話の中では、定期的にパイプ洗浄剤を使っていたことや油を使う料理を頻繁に作っているなど、このような理由から排水管の中には油脂ヘドロともいわれているスカムが蓄積していると考えられます。この場合、高圧洗浄機を使って排水管の中を洗浄しても解消できないケースもありますが、念のため高圧洗浄を行ってみました。しかし、予想通り高圧洗浄では解決することができなかったので、お客様に説明して排水管の一部を交換する方法で水道修理を行うことになりました。

なお、パイプを切断するとその断面には茶色っぽいスカムがぎっしりつまっていました。長くお住いのお宅ということもありますが、これだけパイプ内をスカムが占拠しているのでは水も流れなくなるのは当然です。部分的ではあるけれどもパイプを新しいものに交換した結果、水の流れも良くなり解決できました。