今回ご紹介するのは、鹿児島県出水市において洗面の排水つまりの修理を行った事例です。出水市の一軒家にお住まいのお客さまから「洗面台に水が貯まってしまい、流れなくて困っている」とご連絡が入り、現場に駆け付けました。
現場に着いてさっそく洗面所を拝見したところ、お客さまがおっしゃる通り、洗面ボウルに水が貯まったままの状態になっております。排水口から水が流れてゆく気配が一向に感じられません。お客さまに小物を落としたりされていないかをお尋ねすると、「網のやつを付けているから大丈夫だと思います」とのご返答でした。網のやつとは、髪の毛などの細かなゴミをキャッチする役割を果たすヘアキャッチャーのことです。金属製やプラスティック製のものがあり、こちらのご家庭には、金属製のヘアキャッチャーが取り付けられていました。
落下物の可能性がないことが確認できたところで、洗面台の排水まわりの点検作業を行います。まずは洗面ボウルに貯まっている水を全て抜いてから、排水に関わる箇所の点検作業に入りました。すると、洗面台の真下にある排水パイプ内部に、どろりとした黒っぽい汚れが付着しているのが分かりました。お客さまに薬剤を使っていないかをお伺いしたところ、「排水が悪くなってから、市販のパイプクリーナーを数日に一度のペースで使っていた」と話されておりました。お話の内容から、黒っぽい汚れの正体は、パイプクリーナーであることが判明しました。排水管の汚れを落とすための薬剤は、粘度の高いものが多いのが特徴です。水の流れが悪くなった排水管に使用すると、きちんと薬剤を流し切るのが難しく、排水管内部に薬剤が残ってしまうケースも少なくありません。
つまりの原因が把握できたところで、低圧力ポンプによるポンプ作業のご提案をさせていただきました。ポンプの先端を排水口に向け、ハンドルを上げ下げして何度も圧力を掛けます。ポンプ作業を終えて水を流してみると、水が正常通りに流れるようになり、つまりが解消しておりました。
施工日 | 2024年06月14日 |
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エリア/担当店舗 | 出水市 |
症状 | 洗面つまり |
お見積もり料金 | 8,000円 |
施工料金 | 8,000円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 30年 |