善通寺市のお宅に伺い突然発生したトイレつまりを解消

善通寺市は香川県西部のやや内陸に位置しており、市内の平野部には住宅街や農地が発展し長閑な雰囲気を醸し出しています。また市内には四国八十八箇所の霊場が点在しており、四国八十八箇所巡りの重要なルートとなっています。
出勤から支度を整え、午前巡回に入ろうかというタイミングで早速の依頼電話。まだ事務所にいたので直接電話を受けると、お客様は突然のトイレつまりを前にかなり動揺している様子でした。車を飛ばし築10年程の二階建て住宅に到着すると、2階のトイレは洋式便器から汚水が溢れそうになっており、ラバーカップが乱雑に放置されています。「排水のタイミングでスマホを落としてしまったらしく、排水溝でつまってしまった模様。自力で取り出す事も出来ず依頼した」との事でした。
水濡れしたスマホの取り出しは極めて危険な旨アドバイスし、早速作業を開始。洋式便器なら排水溝が途中曲がりくねっており、比較的浅い場所にスマホが留まるケースが多いのですが、電源が入っていると感電の危険も大きく、一見取り出し易そうに見えても慎重な作業が必要となります。
今回も排水口から頭が少し顔を出していましたが、周囲にトイレットペーパー等が絡まりきつくつまっています。一旦溜まった汚水を除去して作業し易い状態にし、次いで感電防止の手袋を着用し慎重に取り出しを図りました。数分で何とかスマホをレスキューし、残りの異物を押し流します。幸い他のトラブルも出ず、すんなりとスムーズな排水が復活しました。
取り出したスマホは丁寧に洗浄・消毒を行い、水気をしっかり除去した上でお客様に返却。完全に水分が抜けるまで乾燥させる事、またその間一切起動させず、スマホ修理業者に点検を依頼する事をお願いしました。お客様も冷静さを取り戻し、アドバイスに納得された模様。こちらもようやく安心し現場を後にする事が出来ました。
トイレにスマホを落とすトラブルが最近急増しています。用を足す間は手元からスマホを離し、安全な場所に置いておくのがベストです。