洗濯機の排水管につまった糸クズを20分で除去、お客様からお礼の言葉をいただきました。
1年程前に修理に伺ったことのある香川のお客様から、お電話をいただきました。お渡ししていた名刺を保管されていて、私を指名されたようです。お名前を聞いて、お話をしているうちに、修理をさせていただいた内容と、お客様のお顔を思い出しました。優しい表情をされた70代くらいの女性で、2年くらい前にご主人を亡くされてから、お一人暮らしをされているというお話をされていたのが記憶に残っていました。今回のトラブルは、洗濯機の排水のようです。お話によると、洗濯機のスタートボタンを押した後、お部屋の掃除をされていたそうです。しばらく掃除を続け、洗濯が終わっている時間になっていたので様子を見に行ったところ、排水エラーの表示が点滅していて、洗濯機が止まっていたということでした。いろいろなボタンを押しても状況は変わらず、どうしようかと悩まれていた時に私の名刺を見つけられ、お電話をされたということでした。スケジュールが空いていたことから、これからすぐに向かえることをお伝えすると、とても喜ばれていました。
以前に伺っていて土地勘があったことから、お客様のお住まいの重厚な造りの平屋建ての一軒家には、お約束していた時間よりも10分くらい早く到着。玄関で出迎えてくれたお客様はお元気そうで、若返られていたように感じました。後から聞いたお話では、ガーデニングに凝っているのと、運動のためにお部屋の掃除を念入りにされているそうで、それが健康の源になっているようです。塵ひとつ落ちていないピカピカに磨かれた廊下を通り、洗濯機の置いてあるお部屋に案内していただくと、お電話のお話の通り、エラー表示が点滅していました。点検をさせていただいたところ、排水管に洗濯物から出たと思われる糸クズの塊がギッシリつまり、水の流れを遮断していたのが判明しました。
状況を説明させていただき、修理が可能なことをお伝えすると、ホッとされていました。洗濯機の買い替えを覚悟されていたようですから、安心されたのも当然でしょう。この種のつまりは、高圧洗浄が定石です。排水管にセットして洗浄を開始すると、そう時間がかからずに糸クズの塊のほか、洗剤のヌメリが流れ出てきました。完璧につまりを除去するために作業を続けていると、10分もしないうちに出し切ったようです。時計を見ると、作業開始から完了まで20分程だったようです。お客様に試運転をしていただくと、スイスイと水が流れていくのを確認され、何度も何度もお礼の言葉をいただきました。
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