遠野市の住宅でお風呂つまりの悩みを解決

周囲を山々に囲まれた遠野市は市街地から外に出ればすぐ長閑な水田地帯が広がり、河童伝説で有名なカッパ淵を始め興味深い史跡が各地に点在しています。盆地の為気候の変化は厳しいですが、そんな中でも日々トラブルを解決しお客様から感謝の言葉を頂くと、暑さ寒さも自然と吹き飛びます。
6月上旬のある日、束の間の昼休憩を満喫しているといきなり携帯が鳴り、受付よりトラブル解決の案件が入ってきました。依頼されたお客様は岩手上郷駅から程近い住宅に住む夫婦で、「お風呂の床・浴槽いずれも排水が悪く時折悪臭と共に逆流、溢れてきてしまうので修理をお願いしたい」との事でした。休憩場所からは車で約30分程。到着するとご丁寧に玄関の外から迎えて頂き、早速問題の浴室へ案内して貰いました。
浴室に入ると既にカビ臭さが漂っており、床の一部は汚水の跡で汚れています。シャワーを流してみると排水口からしばらくゴボゴボという音がした後、濁った水が溢れてきてしまいます。お客様に詳しく聞くと「数年以上排水周りをまともに洗浄していない」との事。排水トラップを取り外し内部をファイバースコープで確認したところ、排水管のかなり奥までつまっている事が判明しました。また浴槽より合流する排水溝や排水桝も相当汚れていましたので、これらのルート全体を洗浄、改善を図る旨お客様に伝え、見積りに了承して頂きました。
固着が酷い配管の内壁に高圧洗浄機を噴射すると次第に破砕し、水垢や油脂、髪の毛がヘドロ状の塊となって次々と流れ出てきました。これらが一通り収まった後は柔らかめのワイヤーブラシを用い、排水溝の細部まで丁寧に洗浄。そして排水が透明度を増しスムーズになったタイミングで強力な業務用パイプ洗浄剤を投入し、消臭と仕上げを行いました。最後に綺麗にしたトラップやヘアキャッチャーを取り付けてようやく作業完了。トータルで3時間近く要してしまいましたが、問題が全て改善し安堵するお客様の表情を見て、こちらもようやく達成感や満足感を味わう事が出来ました。
お風呂つまりは放置する期間が長くなる程酷くなり自力での解決は難しくなります。定期的に洗浄剤を投入する等してつまりの原因を除去する一方、症状が改善しないならいち早く専門業者に改善を依頼するのがお勧めです。