大船渡市で洗面台つまりをスピード解消

大船渡市のとある民家で洗面台のつまりを解決してきました。
最近はすっかり暖かを通り越し暑くなってきました。プロ野球が開幕し、佐々木郎希選手の活躍も楽しみです。
今回のお客様は熱帯魚や金魚飼育、すなわちアクアリウムが趣味で、水換えの際の排水を洗面台で行っていたようです。そんな中、頻繁に洗面台がつまり、困っているとのことで当社に連絡がありました。
洗面台の排水溝にはヘドロが溜まっています。髪の毛や石鹸、歯磨き水、カビなどが原因です。基本的にはヌルっとしています。
排水管をチェックします。築3年目の家で排水管そのものは問題はないようです。髪の毛はそこそこありますが量として大した問題ではありません。ヘアピンや歯磨き粉のキャップといった固形物も見当たりません。頻繁なつまりにつながるような印象はありませんでした。が、緑色の藻が大量にありました。
正体はアクアリウムで発生するアオミドロで、糸状の藻です。金魚水槽などの緑色の水の原因、とでも言えましょうか。ひどくなると、とろろ昆布状にもなり、簡単に手で掬えるくらい立派に成長してしまうとのことで、それを毎回捨てていたようです。水槽の台数も5台、毎週水換えをしていて大量の糸状の藻を排水口に流していた、というわけです。そんな糸状の藻が排水溝内でさらに繁殖していたようで、それがつまりの直接的な原因になっていました。
対処はヌメリ系のつまりで使用する塩素系の薬剤で慎重に溶かす方法を選択しました。部屋の換気をしつつ薬剤を流し込んでしばらく経って水で洗浄。何度か繰り返して、結果としてキレイに洗面台での排水ができるようになりました。固形物もありませんでしたのですぐに解決。
ご主人も「糸状の藻はよく流すけど、まさか排水溝で繁殖しているとは」とのことでした。少し珍しいアクアリウムが原因の洗面台のつまりでしたが、スピード解決。佐々木投手のスピードボール並みと言ったところでしょうか。
市販の塩素系漂白剤でも糸状の藻の除去は可能ですのでその旨をアドバイスしました。ありがとうございました！