お風呂つまりにお困りの方から連絡を受け、宮古市のマンションへ修理に向かいました。お風呂の排水溝に誤ってヘアピンを落としてしまい、自分では取り除くことができずに、業者に相談されたということです。ヘアピンを落として以来、バスタブが詰まっているということで、緊急に取り除く作業を行いました。排水溝の入り口付近には目立った落下物はなく、奥に詰まっている様子でしたので、ファイバースコープカメラを使用しました。ファイバースコープは、内視鏡とも呼ばれるもので、細かなファイバーの束の先端にカメラが付いています。きわめて細い形状なので、排水溝の奥深くまでファイバースコープを入れて、内部の様子を観察することが可能です。ファイバースコープでのカメラ調査は、オプションのサービスとなるので、費用負担が掛かるため、お客さんの同意を得た上で作業を開始しました。まずは、ファイバースコープで撮影した映像を確認し、どの位置にヘアピンがあるかを把握した上で、ヘアピンを取り出す作業に掛かります。お客さまにもカメラが写した映像を見ていただきました。排水溝のかなり奥まで流れてしまっていたため、細長い棒などの道具を駆使して、慎重に手前の方にヘアピンを動かします。取り出すまでに掛かった時間は、10分弱です。高性能なファイバースコープで撮影した映像を活用することで、効率よく作業を進められました。無事にヘアピンを取り出す作業を終えた後、お客さまと一緒に水を流して、詰まりが解消されているかをチェックしました。スムーズに水が流れてゆく様子を確認すれば、すべての作業が完了です。実は、落下物が原因となるお風呂つまりは、一般家庭でも決して少なくありません。今回依頼を受けたヘアピン以外にも、剃刀の替え刃やピアス、掃除道具などを落としてしまうケースがみられます。また、小さくなった固形石鹸が詰まってしまい、取り除けなくなることもありますので、注意が必要です。
施工日 | 2024年04月17日 |
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エリア/担当店舗 | 宮古市 |
症状 | お風呂つまり |
お見積もり料金 | 8,600円 |
施工料金 | 8,600円 |
施工時間 | 2時間 |
使用年数 | 25年 |