久慈市内の住宅にてキッチン排水つまりと異臭を解決

岩手県太平洋沿岸に位置する久慈市は冷涼で夏も過ごし易く、国内有数の琥珀の産地としても知られています。市の中心街は長内川沿いの狭いエリアに発展しており、市内の他、隣接する野田村等にも出張し水回りのトラブル対応や営業を行っています。
今年の夏は例年になく暑く、慣れていないので身体も参ります。そんな中舞い込んできたお客様の依頼は、数か月に渡り悩まされてきたキッチンつまりの解消でした。
午前中の巡回や作業を終え車内で涼を取っていると、突然受付より依頼の連絡。電話を代わると「このところキッチンの排水が滞りがちな上に嫌な臭いもするので、スッキリ解決したい」とのご要望。住所や連絡先を伺い早速お客様のお宅へと向かいました。
場所は281号線を10分程西に向かった山間の住宅街。平屋の建物は築30年程で、60代の夫婦2人という家族構成でした。玄関から丁寧に迎えられキッチンに案内されると、シンクは水こそ引いていたものの若干異臭が漂い、また網かごやトラップも変色しヌメリが酷く、長期間汚水に晒されてきた事を窺わせます。つまりが発生し始めたのは約半年前で、しばらく気にせず使っていると次第に酷くなり、とうとうシンク内に水が溢れる程になってしまった、との事。原因は食品屑や洗剤の油脂成分由来の水垢とすぐ断定出来、作業内容を素早く見積りお客様に提示しました。
お客様もすぐ納得・了承され作業開始。水を流しつまりの程度や範囲を特定すると、元栓を締めて溜まっている水を除去。次いでトラップ本体を取り外し配管内部をチェックすると、ホースの奥の方まで水垢が固着し流路を半ば塞いでいる事が判明しました。そこで柔らかい素材のワイヤーブラシを挿入し、ホースを傷付けない様丁寧にこそぎ落としていきました。
洗浄しつつ1メートル程進むとようやく水垢の抵抗感が無くなり、ブラシが自由に動く様になりました。水を流すとスムーズに抜ける様になった為、業務用の強力な薬剤を投入、残りの汚れを一気に溶かし去り異臭を除去しました。
最後にトラップや網かごを綺麗にして取り付け作業完了。トータルで1時間以上掛かりましたが、丁寧な仕上げを心掛けた事もあってお客様の満足度は高く、またトラブルが出たらお願いしたい、との約束も取り付ける事が出来ました。