小松市にお住いのお客様より、お電話でトイレの水漏れの修理を依頼されました。お話を伺うと、トイレを使い終えて暫くしてからトイレの前を通ると水の流れがしたので、トイレ内を覗いたところトイレタンクの手洗い栓から水が流れ続けていたようです。お客様のお宅は築20年の一軒家で、4人家族といった家族構成です。2階にもトイレがあるので1階は止水栓を閉じて応急処置、弊社にご連絡を頂いたといった経緯になります。
止水栓を閉じたり開けたり、これは日常生活の中で面倒ですし頻繁に開け閉めするような設備ではありませんので、点検及び原因を見つけるためお客様宅に出向くことになりました。
トイレに案内して頂き、タンクの蓋を開けると接続されているはずの浮き球が水面に浮いたままになっていました。ちなみに、節水型トイレなどには手洗い栓が付いていないものもありますが、手洗い栓が付いているタンクの蓋を開けるときには必ず止水栓を閉じてから作業しなければなりません。もし、閉じずに蓋を開けると手洗い管に接続しているパイプから勢いよく水が噴き出して来て、トイレ内が水浸しになってしまいます。蓋を閉じるときは、手洗い管をパイプ内にしっかり収めて、止水栓を開けて水が漏れないことを確認しましょう。
浮き球は、水位を監視するための重要なパーツで、アームの先は給水を制御するバルブに繋がっています。ここはネジ止めで固定されていますが、お客様がお使いのトイレタンクは錆によりねじ止めが緩み、アームごと浮き球が外れていました。浮き球のアームも金属腐食が見られており、経年劣化が今回の水漏れトラブルの原因です。なお、浮き球が外れてバルブが開いたままになる、水は常にタンク内に注入され続けるといったことが今回の原因になりますが、タンク内にはオーバーフロー管と呼ぶパイプが設置されているので、給水が停止しない場合でもタンクから水が漏れることはありません。
お客様には、浮き球やアームなどの部品を交換することをご提案し修理させて頂きました。最後に、止水栓を開けて水が止まることを確認して作業を終わらせました。
施工日 | 2024年04月23日 |
---|---|
エリア/担当店舗 | 小松市 |
症状 | トイレ水漏れ |
お見積もり料金 | 16,000円 |
施工料金 | 16,000円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 20年 |