かほく市で排水管の取り回し修繕作業を行いました

かほく市にお住いのお客様から、1階の床下から水の流れる音が聞こえるので調べて欲しいといったご相談を受けました。お客様のご自宅は築36年の一軒家で、配管の劣化も考えられるので漏水の可能性も高めです。水道料金についてお尋ねしたところ、今までよりも金額が上がったとおっしゃっていましたので、配管の劣化による破損が考えられます。

床下に引き増されている配管を調べたところ、接続箇所で水が漏れているところを数か所発見しました。それと排水桝にも大量の水が流れていましたが、これは排水桝近くに給水管が破損したことで流れ込んでいました。ちなみに、排水桝は生活排水や雨水が流れる排水管に取り付けられている構造物で、主に点検や掃除を行うときに利用します。

周辺を掘り起こしたところ、排水管の接続箇所で破損していてそこから水漏れが生じていました。築36年ということもありますので、排水管は応急処置ではなく交換をご提案しました。お客様も納得して頂けましたので、パイプを取り回して補修を行うことになりました。作業の内容や作業にかかる時間、それと費用について一通りをご説明した上で修理を開始、約2時間の作業ですべてを完了させました。

今回の漏水はそれほど量が多くありませんでしたが、漏水が大量になると水道料金はかなりの金額になることが予測されます。水が漏れるような音がするといった症状があったので、今回は比較的早く対処できましたが音がしないのにも関わらず漏水が生じることもあります。この場合は、水道料金が高くなっていることで初めて漏水であることを知らされるわけです。音がしないけれども漏水しているのか否かを確認する方法はないのか、このようなご質問を頂きましたが確認する方法としては水道メーターに付いているパイロットの回転動作で調べることができます。水道メーターは、定期的に検針で使用する設備で水道会社の検針員がチェックする際に利用します。

なお、パイロットが時計回りに回転しているときは住居内や敷地内のどこかで水が流れていることを示しますので、家族が誰もいない水を使っていないのにも関わらずパイロットが回転している場合は漏水している可能性がある、このように判断できます。