朝一番、トイレの水が止まらないので修理してほしいとの連絡があり、すぐに向かいました。
高萩の東側で海岸沿いとのことでした。
二階建で築年数も浅くとても綺麗でした。
玄関先には釣り竿が3本立ててありました。
今朝がた釣りに行かれたようです。
私は釣りが好きなので、良い立地の家だなぁとうらやましく思いました。
挨拶を済ませ、すぐに状態を確認してみると、いわゆるべんちょろと言う状態で便器にチョロチョロと音を立てて水が流れ続ける状態でした。
お客様の許可を頂き、水の元栓を締めてトイレのタンクを空にしてから内部の確認へと進みます。タンクから便器内への水漏れの原因は、タンク内に原因がある事がほとんどです。やはり、今回の水漏れの原因もタンク内にありました。
溜まった水を出したり止めたりするための弁が破損している状態でした。経年劣化と呼べる程、傷んではいませんでしたが、取り付け部が欠けいて斜めになって隙間が出来てしまい、そこから漏れ出ていたようです。
原因がすぐにわかったのでひとまずこれで安心ですが、他に不具合箇所がないかすべてののパーツの状態も見ておきます。
今回のフロートバルブと同じくらいよくある原因の一つの浮き球やパイプとホースのつなぎ目に使用されているナット、それに給水側の止水栓などの細かな部品も忘れず確認します。
幸い他の部品に問題はなく、問題を起こしていたのはフロートバルブのみだと判断しました。
状態の確認から壊れているところを特定するまでものの5分とかかりませんでした。
お客様に状況と修理方法とかかる時間を説明して、そのままパーツを希望されましたので、
見積もりを提示して承諾を頂き、それから部品交換作業を行います。
手間もかからない簡単な作業でしたので10分も経たないうちに完了しました。
無事、全ての作業を終わらせてお客様に報告と確認をして頂くと、かなり喜んで頂けたのでこちらも嬉しい気持ちになる事が出来ました。
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