水道修理業者は、雨の日も晴れの日も現場に急行するわけですが、天候にも恵まれた本日は茨城県・守谷市にアクセスです
シルバーカラーを主体としたつくばエクスプレスが停車する街でもあるんですけど、秋葉原まではおよそ30分ほどで行けるという、ふっかるさはとても魅力的で、適度な都会感と自然とが融合した土地でもあるんです。(←住みたい!)
今回、私のもとに舞い込んだお仕事というのが、キッチン周りの水漏れってやつです。
数日ぶりの出張だったのですが、どんな依頼人とご対面だろうか?と、現場であるマンションに出向いたのですが、エレベーターがない物件のため、工具類を担いで5階までは結構しんどかったです。
呼び鈴に反応してくれたのは、好々爺といった感じのおじいちゃんです。
玄関先に入った時点で、床にはバスタオルや新聞紙が敷かれていて、それなりの水が染み込んでいたのがわかりました。
階下に損害を与えるほどではないのですが、いつ何が起きるかもわからないので、止水栓をロックして原因究明に乗り出します。
引っ越してきて3年くらいだというお住いですが、生活感はそれなり、フローリングを浸水させる正体は?とシンク下に位置する扉を開けると、犯人はすでに自白!といった様子で、蛇腹の排水ホースに亀裂が見受けられました。
ホース自体、頑強な作りではないにせよ、そんな簡単に劣化するような代物でもありません。
退去時のリフォームではノータッチだったのか、失礼ながら安普請という言葉が脳裏をよぎりました。
傷んだパーツは廃棄して交換、まったく同じ製品というわけにはいきませんが、似たような背格好のものを見繕い、復旧作業に取り掛かります。
大事な場面なので黙々と集中したいタイミングではあるのですが、おしゃべりなお客様というのは結構多くて、世間話で波長を合わせるのも、接客のひとつです。
醤油とかサラダ油とか調味料が一切置かれていないこともあって、漏れ出した水を拭き取るのも簡単、正味30分くらいでお仕事を終えることができました。
帰り際に、みかんを山ほど頂いてしまい、申し訳ないやら、ありがたいやらで、これも役得というやつでしょうか。
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